平成26年度 秋期 午前 問65
システム企画
非機能要件の定義で行う作業
非機能要件の定義で行う作業はどれか。
- ア業務を構成する機能間の情報(データ)の流れを明確にする。
- イシステム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準,標準を作成する。
- ウシステム機能として実現する範囲を定義する。
- エ他システムとの情報授受などのインタフェースを明確にする。
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✓ これが正解イシステム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準,標準を作成する。
解説
何ができるか以外を決める作業のことです。
要件は大きく二つに分かれます。何ができるかを決めるのが機能要件で、それ以外の性能や運用、開発の進め方に関わる事柄を決めるのが非機能要件です。判定の軸は、その項目が何ができるかを決めるものか、それともどう作りどう動かすかを決めるものか、この一点で切れます。前者は機能要件、後者は非機能要件に当たります。四つの選択肢のうち、機能そのものの範囲を決めるものや、機能どうしのやり取りを整えるもの、他のシステムとの間で情報を受け渡す道を整えるものは、いずれも何ができるかを決める事柄なので機能要件に入ります。正解にあたるのは、開発で使うプログラム言語に合わせて開発基準や標準を作るという内容です。これは、何ができるかではなくどう作るかを取り決める話であり、非機能要件のうちの技術に関する要件として整理されます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア業務を構成する機能間の情報(データ)の流…:業務を支える機能どうしの間で、データがどのように流れていくのかを明らかにするという内容です。何ができるかを組み立てるための作業であり、機能要件の側に入ります。
- ウシステム機能として実現する範囲を定義する…:システムとして実現する機能の範囲そのものを定めるという内容です。何ができるかの中身をそのまま決めているので、これも機能要件に含まれます。
- エ他システムとの情報授受などのインタフェー…:他のシステムとの間で情報を受け渡すためのインタフェースを整えるという内容です。つなぎ方の話に見えますが、決めているのはやり取りする情報の中身なので、機能要件の側になります。
この問題の用語
- 非機能要件性能や可用性など、どのように動くかを定めた要件のことです。半日以内に復旧するといった品質の条件が、これにあたります。
- 機能要件システムが何をするかを定めた、働きについての要件です。どれだけ速く安定して動くかという条件は、非機能要件になります。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
- プログラム言語プログラムを書くための文法や記号の体系のこと。目的に合わせて多くの種類があり、Java、C、Pythonなどがよく使われます。
出典:平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問65
同じ用語が出る問題
- 令和元年度 秋期 午前 問65:非機能要件の定義で行う作業(非機能要件)
- 平成31年度 春期 午前 問66:非機能要件項目(非機能要件)
- 平成29年度 春期 午前 問79(プログラム言語)
- 平成28年度 春期 午前 問79:著作権法に関する問題(プログラム言語)
- 平成25年度 秋期 午前 問65:非機能要件定義の説明(非機能要件)
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