平成26年度 秋期 午前 問63
ビジネスインダストリ
スマートグリッドの説明
スマートグリッドの説明はどれか。
- ア健康診断結果や投薬情報など,類似した症例に基づく分析を行い,個人ごとに最適な健康アドバイスを提供できるシステム
- イ在宅社員やシニアワーカなど,様々な勤務形態で働く労働者の相互のコミュニケーションを可能にし,多様なワークスタイルを支援するシステム
- ウ自動車に設置された情報機器を用いて,飲食店・娯楽情報などの検索,交通情報の受発信,緊急時の現在位置の通報などが行えるシステム
- エ通信と情報処理技術によって,発電と電力消費を総合的に制御し,再生可能エネルギーの活用,安定的な電力供給,最適な需給調整を図るシステム
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✓ これが正解エ通信と情報処理技術によって,発電と電力消費を総合的に制御し,再生可能エネルギーの活用,安定的な電力供給,最適な需給調整を図るシステム
解説
情報技術で賢くした電力網の仕組みです。
スマートグリッドは、送電や配電の網を情報技術で賢く動かすという発想の仕組みです。判定の軸は語そのものにあります。グリッドは送電網を指す言葉なので、その説明として当てはまるかどうかは、扱う相手が電力に関わるものかどうかで切れます。ほかの分野の話であれば、いくら情報技術を使っていても当てはまりません。太陽光や風力のように発電量が天候で変わる電源が増えてくると、どこでどれだけ使っているのかを細かく測って、発電と消費の均衡を保つ必要が出てきます。この測って調整するはたらきの下支えとして、家庭や事業所に置かれる電力量計にも通信の機能が付き、細かい単位でやり取りできるようになります。正解にあたるのは、発電と電力消費を情報と通信の技術でまとめて制御し、再生可能エネルギーの活用と安定した供給を狙うという内容です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア健康診断結果や投薬情報など,類似した症例…:健康診断の結果や投薬の情報から、その人に合った健康の助言を返すという内容です。扱っている対象が医療や健康に関するものであり、電力の供給や需給の調整とは分野そのものが異なります。
- イ在宅社員やシニアワーカなど,様々な勤務形…:在宅で働く人や高齢になっても働く人など、いろいろな勤務形態の人どうしの意思疎通を助けるという内容です。狙いが働き方の多様さに向いており、電力網とは重なりません。
- ウ自動車に設置された情報機器を用いて,飲食…:自動車に載せた情報機器を使って、飲食店や娯楽の情報を探したり、緊急時に現在地を知らせたりするという内容です。舞台が自動車と移動の分野であり、電力を扱う仕組みではありません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問63
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