平成25年度 春期 午前 問63
ビジネスインダストリ
スマートグリッドの説明
スマートグリッドの説明はどれか。
- ア健康診断結果や投薬情報など,類似した症例に基づく分析を行い,個人ごとに最適な健康アドバイスを提供できるシステム
- イ在宅社員やシニアワーカなど,様々な勤務形態で働く労働者の相互のコミュニケーションを可能にし,多様なワークスタイルを支援するシステム
- ウ自動車に設置された情報機器を用いて,飲食店・娯楽情報などの検索,交通情報の受発信,緊急時の現在位置の通報などが行えるシステム
- エ通信と情報処理技術によって,発電と電力消費を総合的に制御し,再生可能エネルギーの活用,安定的な電力供給,最適な需給調整を図るシステム
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✓ これが正解エ通信と情報処理技術によって,発電と電力消費を総合的に制御し,再生可能エネルギーの活用,安定的な電力供給,最適な需給調整を図るシステム
解説
通信で発電と電力消費を合わせる仕組みです。
四つの説明はどれも末尾が同じ言葉で終わるので、語尾では切れません。切るのは扱う分野です。スマートグリッドの後半は送電網を指しますから、電力を扱う説明だけが残ります。これまでの送電網は発電する側から使う側へ送る一方通行で、どこでどれだけ使われているかを細かく知る手立てがありませんでした。そこへ通信を重ね、使用量を刻んで集めることで、需要の山と谷が見えるようになります。見えれば、発電の量をそちらへ合わせることも、使う側の時間をずらしてもらうこともできます。太陽光や風力は出力が読みにくいので、細かく測って細かく合わせる仕掛けが必要になる、という事情もここにつながります。残る三つは、医療と健康、働き方、自動車と、分野そのものが違います。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア健康診断結果や投薬情報など,類似した症例…:健康診断や投薬の記録を似た症例と突き合わせ、一人ひとりへ助言を返す仕組みです。扱う領域が医療と健康であって、送電網の話ではありません。
- イ在宅社員やシニアワーカなど,様々な勤務形…:在宅で働く人や高齢の働き手など、勤め方の違う人どうしをつなぐ支援の仕組みです。働き方を広げる話であり、電気の需給を調整する仕掛けにはあたりません。
- ウ自動車に設置された情報機器を用いて,飲食…:車に載せた機器で飲食店や交通の情報をやりとりし、緊急時には今いる場所を知らせる仕組みで、テレマティクスと呼ばれます。自動車の分野の話です。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63
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