平成25年度 春期 午前 問47
ソフトウェア開発管理技術
スタブを使用したテストの説明
スタブを使用したテストの説明として,適切なものはどれか。
- ア指定した命令が実行されるたびに,レジスタや主記憶の一部の内容を出力することによって,正しく処理が行われていることを確認する。
- イトップダウンでプログラムのテストを行うとき,作成したモジュールをテストするために,仮の下位モジュールを用意して動作を確認する。
- ウプログラムの実行中,必要に応じて変数やレジスタなどの内容を表示し,必要ならばその内容を修正して,テストを継続する。
- エプログラムを構成するモジュールの単体テストを行うとき,そのモジュールを呼び出す仮の上位モジュールを用意して,動作を確認する。
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✓ これが正解イトップダウンでプログラムのテストを行うとき,作成したモジュールをテストするために,仮の下位モジュールを用意して動作を確認する。
解説
スタブは呼ばれる側を補う仮のモジュールです。
大きなプログラムは複数のモジュールに分かれているので、まだできていない部分があっても、先に動かして確かめたい場面が出てきます。そこで、足りない相手の代わりを務める仮のモジュールを用意します。上の側から順に作っていく進め方では、呼び出す先がまだ存在しないため、呼ばれたら決まった値を返すだけの仮の下位モジュールを置いて動作を確かめます。これがスタブです。判定の軸は二つで、まずその記述が仮のモジュールを用意する話なのか、動いているものを外から覗く道具の話なのか、次に仮に用意するものが呼ばれる側なのか呼ぶ側なのかを見ます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア指定した命令が実行されるたびに,レジスタ…:命令が実行されるたびに内部の値を書き出し、処理の道筋を後から追えるようにする道具の説明です。足りない部分を仮に補うという話には触れていません。
- ウプログラムの実行中,必要に応じて変数やレ…:実行の途中で値を表示させ、必要なら書き換えながら先へ進める道具の説明です。動いているものを調べる働きであって、欠けている部分を代わりに務めるものではありません。
- エプログラムを構成するモジュールの単体テス…:仮に用意するものが、呼ぶ側になっています。下の側から順に作っていく進め方で必要になるもので、呼ばれる側を補う場合とは向きがちょうど逆です。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成25年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問47
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