平成24年度 秋期 午前 問79
企業と法務
著作権法で保護されるもの
著作権法で保護されるものはどれか。
- アアルゴリズム
- イコンパイラのプログラム
- ウプログラム言語
- エプロトコル
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✓ これが正解イコンパイラのプログラム
解説
守られるのは具体的に書き表されたプログラムです。
著作権法が守るのは、作った人が思いを具体的な形に書き表したものです。そのため、書き表すための土台にある考え方や決まりごとそのものには及びません。設問に並ぶ四つのうち、実際に動く形まで書き下ろされているものは一つだけです。翻訳を担うコンパイラのプログラムは、誰かが命令を選び、順序を組み、記述として書き上げた成果物なので、書き表されたものとして守られます。見分ける軸は一つで、それが具体的に書き表された記述なのか、それとも記述を書くための土台にある考え方や約束事なのかを見ます。土台の側まで一人が抱え込めるようにすると、後から作る人が何も書けなくなってしまうため、守りの対象から外されています。残る三つは、いずれもその土台の側に属します。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アアルゴリズム:アルゴリズムは、問題を解く手順の組み立て方そのものを指す語です。考え方の側にあたるため、それを具体的に書き下ろしたものと違って、この法律の守りの対象からは外れています。
- ウプログラム言語:プログラム言語は、命令を書き表すための文字づかいと組み立て方の体系を指す語です。記述を作るための土台であり、その土台の上で書かれた個々の記述とは別の層に属します。
- エプロトコル:プロトコルは、機器どうしがやり取りするときの取り決めを指す語です。当事者が従うべき約束事の側にあたり、具体的に書き表された記述として守られるものではありません。
この問題の用語
- 著作権法著作権の中身と、守られる範囲や例外を定めた法律。どこまでが引用として許されるかも、ここで決まっています。
- アルゴリズム問題を解くための、決まった手順や考え方そのものです。同じ問題でも手順によって、処理にかかる時間や必要な記憶量が変わります。
- プログラム言語プログラムを書くための文法や記号の体系のこと。目的に合わせて多くの種類があり、Java、C、Pythonなどがよく使われます。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成24年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問79
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 科目A 問8(プロトコル)
- 令和元年度 秋期 午前 問65:非機能要件の定義で行う作業(プログラム言語)
- 平成31年度 春期 午前 問18:理想的なハッシュ法の説明(アルゴリズム)
- 平成29年度 春期 午前 問79(著作権法)
- 平成28年度 秋期 午前 問79:著作権法で規定されているもの(著作権法)
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