平成25年度 春期|エンベデッドシステムスペシャリスト試験
この回には 25問あります。
この回で多くの問題に出た用語はプロジェクト(3問)・作業(2問)・分析(2問)・工程(2問)です。
この回の出題の内わけ
この回は 14分野にわたって出ています。いちばん多いのはハードウェア(6問)です。
- ハードウェア6問
- オペレーティングシステム4問
- プロセッサ3問
- 実装・構築2問
- ソフトウェア開発管理技術1問
- データベース1問
- ネットワーク1問
- ファイルシステム1問
- ミドルウェア1問
- メモリ1問
- 導入・受入れ支援1問
- 情報セキュリティ1問
- 統合・テスト1問
- 開発ツール1問
この回で出た問題
- 問1ストアドプログラム方式のコンピュータの性能向上を妨げる要因のうち,“フォンノイマン ボトルネック”と呼ばれているものはどれか。
- 問2全てのプロセッサから共有メモリへのメモリアクセス時間が同等なマルチプロセッサアーキテクチャはどれか。
- 問3主記憶へのアクセスを伴う演算命令を実行するとき,命令解読とオペランド読出しの間に行われる動作はどれか。
- 問4マルチコアプロセッサで用いられるスヌープキャッシュの説明として,適切なものはどれか。
- 問5多重にハードウェア割込みが発生する組込みシステムにおけるISR(Interrupt Service Routine)の処理の説明のうち,適切なものはどれか。
- 問6ページング方式の仮想記憶において,ページフォールト発生時の動作状況が次の場合に,主記憶の平均アクセス時間が最も改善される対策はどれか。
- 問7仮想記憶システムにおいて,ページ置換えアルゴリズムとしてFIFOを採用して,仮想ページ参照列1,4,2,4,1,3を3ページ枠の実記憶に割り当てて処理を行った。表の割当てステップ“3”までは,仮想ページ参照列中の最初の1,4,2をそれぞれ実記憶に割り当てた直後の実記憶ページの状態を示している。残りを全て参照した直後の実記憶ページの状態を示す太枠部分に該当するものはどれか。
- 問8リアルタイムOSで用いられる,タスクがデッドラインを必ず守るデッドラインスケジューリングでは,周期タスクを図のように次の四つのパラメタr,C,D,T(0<r+C≦D≦T)の組で表現することができる。
- 問9JavaEE(Java Platform, Enterprise Edition)の構成要素の一つはどれか。
- 問10ディスク領域の管理法のうち,索引方式に関する説明として,適切なものはどれか。
- 問11開発ツールの機能の説明のうち,適切なものはどれか。
- 問12図に示すPLLがロック状態の場合,出力周波数f_outを基準周波数f_refで表したものはどれか。ここで,分周器の分周比はNとする。
- 問13TSV(Through-Silicon Via)を用いた半導体チップの3次元実装技術の説明として,適切なものはどれか。
- 問14位置決めセンサに用いるインクリメンタルエンコーダの特徴はどれか。
- 問15TTLレベルの2入力AND回路を3入力AND回路にするために入力部に回路を追加した。3入力AND回路として適切なものはどれか。
- 問16マイコンに供給するクロックとシリアル通信ポートに使用するクロックを共用するマイコンシステムがある。クロックを2^n分の1に分周するだけで57.6kビット/秒の通信速度を得るためには,マイコンに供給するクロックを何MHzにするのが最も適切か。ここで,シリアル通信ポートのクロックの精度は5%以内に収まればよいものとする。
- 問17論理回路の出力にハザードが発生する原因として,適切なものはどれか。
- 問18IPアドレスが172.20.100.52/26のときのサブネットマスクはどれか。
- 問19暗号方式のうち,共通鍵暗号方式はどれか。
- 問20論理データモデル作成におけるトップダウンアプローチ,ボトムアップアプローチに関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 問21プログラムの誤りの一つに,繰返し処理の終了条件としてA≧aとすべきところをA>aとコーディングすることがある。このような誤りを見つけ出すために有効なテストケース設計技法はどれか。ここで,Aは変数,aは定数とする。
- 問22JIS X 0180では,組込みシステムのソフトウェアコード品質を信頼性,保守性,移植性及び効率性の四つの品質特性に分類して作法を定めている。作法に基づいて作成した組込みシステム開発プロジェクトのコーディング規約のうち,信頼性を意識したものとして適切なものはどれか。ここで,信頼性とは“ソフトウェアとしての誤った動作をしない,誤動作をしてもソフトウェア全体及びシステム全体の機能動作に影響を及ぼさない,誤動作が発生しても正常動作に速やかに復帰できる性質”を指す。
- 問23図のような階層構造で設計及び実装した組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,ハードウェア及びデバイスドライバ層の単体テスト工程が遅延し,アプリケーション層とミドルウェア層の単体テストが先に終了した。このとき,ソフトウェア結合のテスト方法として適切なものはどれか。
- 問24共通フレーム2007における妥当性確認プロセスの活動はどれか。
- 問25アジャイルソフトウェア開発などで導入されている“ペアプログラミング”の説明はどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。