2019年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問25
一般用電気工作物等の検査方法
絶縁抵抗に関する問題
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分岐開閉器を開放して負荷を電源から完全に分離し,その負荷側の低圧屋内電路と大地間の絶縁抵抗を一括測定する方法として,適切なものは。
- イ負荷側の点滅器をすべて「切」にして,常時配線に接続されている負荷は,使用状態にしたままで測定する。
- ロ負荷側の点滅器をすべて「切」にして,常時配線に接続されている負荷は,すべて取り外して測定する。
- ハ負荷側の点滅器をすべて「入」にして,常時配線に接続されている負荷は,使用状態にしたままで測定する。
- ニ負荷側の点滅器をすべて「入」にして,常時配線に接続されている負荷は,すべて取り外して測定する。
答えと解説
✓ これが正解ハ負荷側の点滅器をすべて「入」にして,常時配線に接続されている負荷は,使用状態にしたままで測定する。
解説
点滅器は全部入にし、負荷は使用状態のまま一括測定します。
低圧の電路は、電線相互間や電路と大地の間の絶縁抵抗が、使用電圧に応じた基準値以上であることが求められます。分岐開閉器(回路ごとの開閉器)を開いて電源から切り離し、その回路の負荷側を一括で測るのが、設問の方法です。
点滅器が切になっていると、点滅器から先の電線は電路としてつながらないので、そこの絶縁が測定に含まれません。したがって、点滅器はすべて入にして、負荷側の電線を全部つなげて測ります。電路と大地の間を一括で測るときは、電線をまとめて大地との間に電圧を加えるので、負荷が電線相互間につながっていても測定の妨げになりません。そのため、常時配線に接続されている負荷は使用状態のままで測り、負荷やその接続部分の絶縁もいっしょに確かめます(負荷を取り外すのは、電線相互間の絶縁抵抗を測るときです)。
したがって、点滅器はすべて入、負荷は使用状態のまま、が適切です。覚え方は、点滅器は入にして、つながる範囲を全部測ることです。
ほかの選択肢の解説
- イ…切」にして,常時配線に接続されている負荷は,使用状態にしたままで測定する。:点滅器をすべて切にして測ると、点滅器から負荷側の電線が電路につながらず、絶縁抵抗の測定に含まれません。負荷を使用状態にしても、この点は変わりません。
- ロ…切」にして,常時配線に接続されている負荷は,すべて取り外して測定する。:点滅器をすべて切にし、さらに負荷もすべて取り外す測り方です。点滅器から先の電線も負荷側の部分も測定に入らず、回路全体の絶縁を一括で確かめる方法になりません。
- ニ…入」にして,常時配線に接続されている負荷は,すべて取り外して測定する。:点滅器をすべて入にする点は正しいのですが、大地間の一括測定では負荷をつないだままでも測れるので、取り外す必要はありません。取り外すと負荷や接続部の絶縁が測定から外れるため、適切ではありません。
出典:2019年度下期第二種電気工事士筆記試験 問25(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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