2019年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問37
配線図
最少電線本数に関する問題
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⑦で示す部分の最少電線本数(心線数)は。
〔配線図の前書き〕図は,木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 5.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 6.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ3
- ロ4
- ハ5
- ニ6
答えと解説
✓ これが正解イ3
解説
⑦は渡り線2本と白線1本の3本で、戻り線は通りません。
配線図で、ある区間に通る電線の本数を数える問です。⑦は、1階の階段の上端付近にあるジョイントボックス(回路c)から、階段に沿って下端の立上りまでの配線です。下端には1階の階段の照明器具(傍記セ)があり、立上りは2階へ続きます。階段の照明は、1階の3路スイッチ(傍記セ3。ボックスのそばにあり、⑦は通らない)、2階の4路スイッチ(傍記4セ)、3階の3路スイッチ(傍記セ3)の3か所で入り切りし、照明器具は1階と2階に1つずつです。
1階の3路スイッチの0の端子に電源の黒線をつなぐと、端子1と3から出る渡り線(スイッチどうしを結ぶ線)2本が、⑦を通って2階の4路スイッチへ上がり、さらに3階の3路スイッチへ続きます。3階の3路スイッチの0の端子から出る戻り線(照明器具へ行く線)は、上から下りてきて2階の照明器具と、立上りの所で1階の照明器具に届くので、⑦は通りません。照明器具2つの接地側の白線は、ボックスから⑦を通して送ります。
したがって⑦を通るのは、渡り線2本と白線1本の3本です。本数は、通る線だけでなく、通らない線(戻り線・電源の黒線)も確かめて数えます。
ほかの選択肢の解説
- ロ4:4本は、3階の3路スイッチからの戻り線も⑦を通ると数えた本数です。戻り線は上の階から下りて立上りの所で1階の照明器具に届くので、ボックスとの間の⑦には入りません。
- ハ5:5本は、1階の3路スイッチの0の端子を照明器具側にした場合に、3階へ送る電源の黒線と戻り線が⑦に加わる数え方です。最少となる結線では、⑦に入るのは3本です。
- ニ6:6本は、⑦の区間の結線からは出てこない本数です。渡り線2本と白線1本で、3か所からの点滅と照明器具2つへの接地側の線がそろうので、6本を引く必要はありません。
出典:2019年度上期第二種電気工事士筆記試験 問37(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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