平成26年度 春期 午前Ⅱ 問22
システム構成要素
RAIDに関する問題
並列にアクセス可能な複数台の磁気ディスクに,各ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割して分散配置し,ファイルアクセスの高速化を図る手法はどれか。
- アディスクアットワンス
- イディスクキャッシュ
- ウディスクストライピング
- エディスクミラーリング
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✓ これが正解ウディスクストライピング
解説
ブロックに分けて複数のディスクへ分散するのが、ストライピングです。
ディスクストライピングは、ファイルのデータを一定の大きさのブロックに分け、複数台の磁気ディスクに順番に振り分けて記録する手法です。読み書きのときは複数台のディスクに並行してアクセスできるので、1台のディスクを使うよりも転送を速くできます。RAID0 はこの手法を使った構成で、冗長な情報をもたないため、どれか1台が故障するとデータを失います。高速化を目的とした分散がストライピング、信頼性を目的とした複写がミラーリング、と目的で対にして覚えると見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アディスクアットワンス:ディスクアットワンスは、CD-R などの光ディスクに、データを一度にまとめて書き込む方式です。光ディスクへの書込み方法の名前で、複数台の磁気ディスクに分散して高速化する手法ではありません。
- イディスクキャッシュ:ディスクキャッシュは、磁気ディスクと主記憶の間に置く記憶領域によく使うデータを保持し、読み書きを速くする仕組みです。高速化は図れますが、複数のディスクにデータを分散配置する手法ではありません。
- エディスクミラーリング:ディスクミラーリングは、同じデータを2台以上のディスクに同時に書き込み、1台が故障してもデータを失わないようにする手法です。目的は信頼性の向上で、データを分割して高速化を図るものではありません。
この問題の用語
- ミラーリング複数台のディスクに同じデータを書き込み、1台が壊れても続けられる方式です。前日の状態へ戻す用途には向かず、バックアップとは目的が違います。
- RAID複数台のディスクを組み合わせて1つのように扱う仕組み。1台が壊れてもデータを保てるようにする使い方があります。
- 磁気ディスクデータを磁気で記録する装置で、ハードディスクなどが当たります。複数台を組み合わせ、故障しても復旧できるようにする使い方があります。
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:平成26年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問23:RAID6に関する問題(磁気ディスク)
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問22:キャッシュメモリに関する問題(キャッシュ)
- 令和5年度 秋期 午前Ⅱ 問22:パリティに関する問題(RAID)
- 令和4年度 秋期 午前Ⅱ 問22:シンプロビジョニングの説明(ミラーリング)
- 平成21年度 春期 午前Ⅱ 問19:RAIDに関する記述(ミラーリング)
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