平成27年度 秋期 午前 問9
コンピュータ構成要素
マルチプロセッサに関する問題
複数のデータに対して 1 個の命令で同一の操作を同時並列に行う方式で,マルチメディアデータなどを扱う CPU に採用されているものはどれか。
- アMIMD
- イMISD
- ウSIMD
- エSISD
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✓ これが正解ウSIMD
解説
1個の命令で多数のデータを同時に扱う方式です。
四つの選択肢はどれも四文字の略語で、字に戻すだけで解けます。頭の二文字が命令の流れ、後ろの二文字がデータの流れを表し、それぞれが単一か複数かを示しています。つまり四つは、単一と複数の組合せを一つ残らず並べたものです。設問が与えた条件を同じ言葉に置き換えてみます。1個の命令でと書いてあるので命令の流れは単一、複数のデータに対して同一の操作を同時並列にと書いてあるのでデータの流れは複数です。この組合せを表す略語が答えになります。この方式が画像や音声の処理を担う CPU に取り入れられているのは、そうしたデータが、同じ計算を大量の画素や標本に対して繰り返す形をしているからです。一度の命令で八個、十六個とまとめて処理できると、その分だけ素直に速くなります。略語を字に戻して設問の条件と突き合わせる、という手順を覚えておくと、この型の出題は迷わずに片づきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アMIMD:命令の流れも複数という組合せで、複数の CPU がそれぞれ別の仕事を進めるマルチプロセッサの構成がこれに当たります。同一の操作をそろえて掛けるという条件と合いません。
- イMISD:データの流れが単一で、命令の流れだけが複数という組合せです。実際に作られた例はほとんど知られておらず、大量のデータをまとめて扱う用途にも結び付きません。
- エSISD:命令もデータも単一で、昔ながらの一つずつ順に片づける形です。同時並列という条件を満たさないため、設問が説明を求めている方式には当たりません。
出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問9
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