平成28年度 春期 午前 問19
ソフトウェア
ノンプリエンプティブに関する問題
ノンプリエンプティブだけのスケジューリング方式はどれか。
- ア残余処理時間順
- イ到着順
- ウ優先度順
- エラウンドロビン
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✓ これが正解イ到着順
解説
横取りが起こりようのない方式は到着順だけです。
まず言葉を固めます。プリエンプティブとは、実行中のタスクを途中で中断させて別のタスクへ切り替えられることをいいます。ノンプリエンプティブとは、いったん実行を始めたら、そのタスクが自分で終わるか待ちに入るまで続くことをいいます。判定はこの一点で足ります。時間切れや新しい到着によって強制的に切り替わる場面があるかどうかです。もう一つ、設問が置いた条件にも気を付けます。ノンプリエンプティブだけと言っているので、そう作ることもできるという程度の方式は当たりません。設問の答えになる到着順は、選ぶ基準が到着した時刻だけなので、後から来たタスクは前のタスクが終わるまで必ず待ちます。横取りが起こる余地がそもそもありません。どちらが良いという話ではないことも添えておきます。横取りをしない側は切替えの手間が小さく作りも単純ですが、長いタスクが一つ入ると後ろが全部待たされます。横取りをする側は応答を保てるので対話型や即時性の必要な処理には欠かせませんが、切り替えるたびに状態を退避して復元する手間がかかります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア残余処理時間順:残りの処理時間が短いタスクが現れたら、実行中のものを中断して入れ替える作りです。残りの時間を見張り続ける方式なので、途中で奪うことが前提になっています。
- ウ優先度順:高い優先度のものが来たら即座に奪う作りと、実行中のものが終わってから選び直す作りの両方があります。どちらにもなりうるので、設問が置いた、ノンプリエンプティブだけという条件には当たりません。
- エラウンドロビン:ラウンドロビンは、決められた持ち時間が切れたら、終わっていなくても列の最後尾へ回します。時間切れで強制的に切り替わるので、これは奪う側の作りそのものです。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問19
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