平成28年度 秋期 午前 問20
ハードウェア
パッシブ方式RFタグの説明
RFID のパッシブ方式 RF タグの説明として,適切なものはどれか。
- アアンテナから電力が供給される。
- イ可視光でデータ通信する。
- ウ静電容量の変化を捉えて位置を検出する。
- エ赤外線でデータ通信する。
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✓ これが正解アアンテナから電力が供給される。
解説
電池を積まず、読取り装置の電波で動きます。
パッシブという語は受け身という意味です。RFID のタグでこの語が付く方式は、自分では電源を持ちません。では何で動くのかというと、読取り装置のアンテナが出している電波を受け取り、そこから電力を取り出して回路を動かし、応答を返します。電池を積まずに済むので、薄く作れて費用も抑えられ、使える期間も長くなります。その代わり、届く電波が弱まる距離までしか働けないため、読み取れる範囲は短くなります。対になるのがアクティブ方式で、こちらはタグ自身が電池を内蔵し、自分から電波を出すので遠くまで届きます。ただし電池の寿命や大きさ、費用という制約が付きます。四つの説明を見分けるときは、電源をどこから得るかという話に触れているものを探すのが早道です。この方式が電波を使うという点も押さえておくと、箱に入ったままでも読み取れる、といった利点が理解しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ可視光でデータ通信する。:目に見える光を使ってデータをやり取りする通信の説明です。照明の明滅に情報を載せる技術などが該当しますが、この設問の方式は電波を使うので、光をさえぎるものがあっても読み取れます。
- ウ静電容量の変化を捉えて位置を検出する。:指などが近づいたときの電気のたまり具合の変化をとらえて位置を知る仕組みの説明で、画面に触れて操作する装置で使われます。位置の検出が目的であり、タグの電源をどこから得るかという話ではありません。
- エ赤外線でデータ通信する。:目に見えない赤い側の光を使ってデータをやり取りする通信の説明です。家電のリモコンなどで使われますが、送り手と受け手が向き合っている必要があり、この設問の方式とは使う媒体が異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問20
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