平成27年度 秋期 午前 問7
アルゴリズム
JavaBeansに関する問題
JavaBeans を利用してソフトウェア開発を行うメリットとして,適切なものはどれか。
- アHTML 文書が動的に生成できる。
- イコンポーネントが容易に再利用できる。
- ウ分散トランザクション処理ができる。
- エメッセージングによって非同期に通信できる。
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✓ これが正解イコンポーネントが容易に再利用できる。
解説
部品の作法を決めた仕様なので、再利用がしやすくなります。
JavaBeans という名前の後半にある語は、組み合わせて使える小さな部品を指す言い方です。これは、その部品をどう書けばよいかという約束事をまとめた仕様で、引数の無い生成手続きを持つこと、値の出し入れを決まった形の手続きで行うこと、状態をそのまま保存できることなどを求めます。約束を守って作られた部品は、中の作りを知らなくても外から性質を読み書きでき、開発ツールの画面に並べて組み立てることもできます。設問はソフトウェア開発を行う側の利点を聞いているので、答えの向きは作る側の手間がどう減るかです。約束事に沿った部品がそろえば、同じものを作り直す場面が減り、別の場面へそのまま持って行けます。つまりコンポーネントの再利用がしやすくなることが、この仕様のねらいにあたります。四つの候補はいずれも実在する仕組みの説明なので、新しさや優劣ではなく、どの役目を述べているかで切ると迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アHTML 文書が動的に生成できる。:要求に応じて画面の内容を組み立て、その結果を文書として返す仕組みの説明です。これはサーバ側で動く別の技術が担う役目で、部品の書き方を決めた仕様から直に出てくる利点ではありません。
- ウ分散トランザクション処理ができる。:複数の資源にまたがる更新を、まとめて確定するか取り消すかするサーバ側の実行基盤の役目です。よく似た名前の仕様が別にあるため取り違えやすいのですが、部品の作法とは層が違います。
- エメッセージングによって非同期に通信できる…:送り手と受け手を待たせずに、間に置いた仕組みを介してやり取りする仕掛けの説明です。これも周辺に実在する別の仕様が担うもので、部品を組み立てやすくするという話とは別の軸です。
この問題の用語
- トランザクションデータベースへの一連の処理をひとまとめにした単位のこと。途中で失敗すると開始前の状態へ戻され、中途半端な更新が残りません。
出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問7
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問29:多版同時実行制御に関する問題(トランザクション)
- 令和6年度 秋期 午前 問31:チェックポイントに関する記述(トランザクション)
- 令和6年度 秋期 午前 問27:ロールバックに関する問題(トランザクション)
- 令和6年度 秋期 午前 問12(トランザクション)
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