平成25年度 春期 午前 問13
システム構成要素
3 層クライアントサーバシステムの各層の役割のうち,適切なものはどれか。
- アデータベースアクセス層は,データを加工してプレゼンテーション層に返信する。
- イファンクション層は,データベースアクセス層で組み立てられた SQL 文を解釈する。
- ウファンクション層は,データを加工してプレゼンテーション層に返信する。
- エプレゼンテーション層は,データベースアクセス層に SQL 文で問い合わせる。
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✓ これが正解ウファンクション層は,データを加工してプレゼンテーション層に返信する。
解説
データを加工して画面の側へ返すのが中間の層です。
三つの層は、それぞれの持ち分と、隣どうししか直接やり取りしないという約束で成り立っています。プレゼンテーション層は画面の表示と入力の受付を担い、利用者に接します。ファンクション層は業務としての処理、つまりデータの加工を担います。データベースアクセス層は問合せの発行とデータベースとの入出力を担い、データを取ってくる役目に徹します。ですから、受け取ったデータを整えて画面の側へ返す仕事は中間の層のものです。層を分ける利点も、この持ち分から出てきます。画面を作り替えても業務の処理には手を入れずに済み、データベースを入れ替えても画面はそのままで済みます。境目の約束だけを決めておけば、中身を独立に取り替えられるからです。どの層の持ち分か、隣とやり取りしているか、この二点で切ると迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アデータベースアクセス層は,データを加工し…:誤りが二つあります。加工は中間の層の持ち分ですし、返す相手も一つ飛ばしになっています。データベースアクセス層は問合せの結果を隣へ渡す役目です。
- イファンクション層は,データベースアクセス…:向きが逆です。問合せの文を解釈して実行するのはデータベース管理システムであって、業務処理を担うファンクション層ではありません。
- エプレゼンテーション層は,データベースアク…:中間の層を飛ばしています。これでは画面の側が問合せを直接組み立てることになり、二層の構成と変わらなくなって、層を分けた利点が失われます。
この問題の用語
- クライアントサーバシステムクライアントとサーバが役割を分けて協調しながら処理を進める分散処理の形です。サーバがサービスを提供し、クライアントがそれを利用します。
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 秋期 午前 問15:MIPSに関する問題(クライアントサーバシステム)
- 令和5年度 春期 午前 問27:ストアドプロシージャに関する問題(クライアントサーバシステム)
- 平成28年度 春期 午前 問12:クライアントサーバシステムの問題(クライアントサーバシステム)
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