平成26年度 春期 午前 問12
システム構成要素
クライアントサーバに関する問題
3 層クライアントサーバシステムのファンクション層で処理される二つの機能の組合せはどれか。
- ア検索条件の入力,データ処理条件の組立て
- イ検索条件の入力,データへのアクセス
- ウデータ処理条件の組立て,データの加工
- エデータへのアクセス,データの加工
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✓ これが正解ウデータ処理条件の組立て,データの加工
解説
四つの機能を層に貼ってから、考える層を選びます。
設問は、3 層クライアントサーバシステムのファンクション層で処理される機能を二つ選ばせています。三つの層は、見せる層と考える層としまう層という三つの役目に分けて覚えると混ざりません。画面を出して利用者とやり取りするのがプレゼンテーション層、業務の決まりごとに従って判断や計算をするのがファンクション層、データベースを実際に読み書きするのがデータベースアクセス層です。設問に並ぶ四つの機能をこの三つに貼り付けると、検索条件の入力は見せる役目、データへのアクセスはしまう役目、データ処理条件の組立てとデータの加工が考える役目に入ります。よって後ろの二つが求める組合せです。層を分ける利点もここから見えます。画面を作り替えても業務の決まりごとには触らずに済み、データベース製品を入れ替えても決まりごとはそのまま残ります。ファンクションという語は機能全般ではなく、業務のロジックを指していると押さえておきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア検索条件の入力,データ処理条件の組立て:一つ目は利用者から条件を受け取る操作で、画面を担当する層のものです。二つ目だけが考える側に属するので、組合せとしては半分しか当たっていません。
- イ検索条件の入力,データへのアクセス:二つとも考える側から外れています。片方は画面を担当する層、もう片方はデータベースを直接読み書きする層に属しており、求める層のものが一つも含まれていません。
- エデータへのアクセス,データの加工:一つ目がデータベースを直接読み書きする操作で、しまう側の層に属します。二つ目は当たっていますが、対になる相手が違うので組合せとしては誤りです。
この問題の用語
- クライアントサーバサービスを求める側と提供する側に役割を分けて、処理を分担するしくみです。求める側をクライアント、こたえる側をサーバと呼びます。
- クライアントサーバシステムクライアントとサーバが役割を分けて協調しながら処理を進める分散処理の形です。サーバがサービスを提供し、クライアントがそれを利用します。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問12
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