平成22年度 春期 午前 問39
セキュリティ
社内ネットワークからインターネット接続を行うときに,インターネットへのアクセスを中継し,Web コンテンツをキャッシュすることによってアクセスを高速にする仕組みで,セキュリティ確保にも利用されるものはどれか。
- アDMZ
- イIP マスカレード(NAPT)
- ウファイアウォール
- エプロキシ
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✓ これが正解エプロキシ
解説
代理で取りに行き、取っておくのがプロキシです。
設問には手掛かりが三つあります。中継すること、内容をキャッシュすること、セキュリティの確保にも役立つことです。このうち二つ目だけが決め手になります。中継するという条件やセキュリティに役立つという条件は、当てはまるものが複数あるので絞り込めません。当てはまる数がいちばん少ない条件から当てるのが、こういう問いの手順です。内容を取っておいて次に備えるのは、外部へのアクセスを肩代わりするプロキシサーバだけです。代理という語がそのまま働きを表していて、社内の端末の代わりに外へ出て行き、受け取ったものを持ち帰ります。持ち帰ったものを手元に残しておけば、同じ要求が来たときに外へ出ずに返せるので速くなります。また社内の端末が直接外とやり取りしないため、行き先を制限したり記録を残したりもできます。ですから正解はプロキシです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アDMZ:DMZ は装置ではなく、外部に公開するサーバを社内のネットワークからも外からも隔てて置くための区画です。通信を肩代わりして内容を取っておく仕組みそのものではありません。
- イIP マスカレード(NAPT):これは社内で使う IP アドレスを外向けの IP アドレスへ付け替える仕組みで、ポート番号も併せて変換することで一つの外向けアドレスを多数で共用できます。内容を手元に残すわけではありません。
- ウファイアウォール:ファイアウォールは、通してよい通信かどうかを決めて選り分けるものです。通すか止めるかを判断するだけで、やり取りの中身を自分で受け取って保持する働きはもちません。
この問題の用語
- プロキシサーバ社内の端末に代わってインターネットへアクセスする中継役のサーバです。応答をためて速くするほか、通信が集まるので監視や制限もできます。
- DMZ外から見える機器を、内側の大事な網から切り離して置く区画。ここが破られても、奥までは一気に届きません。
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
- ファイアウォール内と外の境目に置いて、通してよい通信だけを選び、残りを遮る仕組み。どの相手のどの用途かという条件を見て判断します。
出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問42:CSPMに関する問題(ファイアウォール)
- 令和7年度 秋期 午前 問31:リバースプロキシの説明(プロキシサーバ)
- 令和6年度 春期 午前 問36:名前解決に関する問題(DMZ)
- 令和4年度 春期 午前 問44:VDIサーバの動作の特徴(DMZ)
- 令和4年度 春期 午前 問41:シングルサインオンに関する問題(プロキシサーバ)
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