令和8年度 北海道 午前 問21
主な医薬品とその作用
アセトアミノフェンに関する問題
かぜ薬の主な配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 解熱鎮痛成分として、アセトアミノフェンがある。
b 解熱作用がある生薬成分として、ジリュウがある。
c 痰の切れをよくする成分として、ブロムヘキシン塩酸塩がある。
d 抗ヒスタミン成分として、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物がある。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 誤
- 2誤 誤 正 正
- 3正 誤 誤 正
- 4正 誤 誤 誤
- 5誤 正 正 誤
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✓ これが正解1正 正 正 誤
解説
a・b・cが正。デキストロメトルファンは鎮咳成分なので誤り
手引き第3章のかぜ薬の項にある、配合成分とその分類の知識で判断します。
aは正しく、アセトアミノフェンは、かぜ薬に配合される解熱鎮痛成分です。bも正しく、ジリュウ(ミミズの仲間を基原とする生薬)は、解熱作用を期待してかぜ薬に配合される生薬成分です。cも正しく、ブロムヘキシン塩酸塩は、痰の切れをよくする去痰成分です。dは誤りです。デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑える鎮咳成分で、抗ヒスタミン成分ではありません。かぜ薬に配合される抗ヒスタミン成分としては、クロルフェニラミンマレイン酸塩などがあります。
a正・b正・c正・d誤の組み合わせが正解です。成分名を、解熱鎮痛・鎮咳・去痰・抗ヒスタミンといった役割の表に振り分けて覚えておくと、dのような分類の入れ替えに気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2誤 誤 正 正:a・b を誤、d を正としています。アセトアミノフェンは解熱鎮痛成分、ジリュウは解熱作用をもつ生薬成分であり、デキストロメトルファンは咳を抑える成分なので、三つとも判定が逆です。
- 3正 誤 誤 正:b・c を誤、d を正としています。ジリュウは解熱作用を期待して配合され、ブロムヘキシン塩酸塩は去痰成分です。デキストロメトルファンは鎮咳成分なので、三つの判定が合いません。
- 4正 誤 誤 誤:b とc を誤としていますが、ジリュウは解熱作用をもつ生薬成分、ブロムヘキシン塩酸塩は痰の切れをよくする成分で、どちらも正しい記述です。
- 5誤 正 正 誤:a を誤としていますが、アセトアミノフェンはかぜ薬に配合される代表的な解熱鎮痛成分の一つであり、a の記述は正しいものです。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問21(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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