過去問解きまくり研究所 ホーム

令和6年度 北海道 午前 問57

主な医薬品とその作用

生薬製剤に関する問題

漢方の特徴・漢方薬使用における基本的な考え方に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解3漢方処方製剤は、生薬を組み合わせて配合された医薬品で、個々の有効成分(生薬成分)の薬理作用を主に考えて、それらが相加的に配合されたものである。

解説

生薬の作用を相加的に配合したものは生薬製剤なので、その記述が誤り。

手引きの第3章、漢方処方製剤・生薬製剤の知識で判断します。漢方処方製剤と生薬製剤は、どちらも生薬を組み合わせたものですが、考え方の基盤が異なります。

誤っているのは、漢方処方製剤は、生薬を組み合わせて配合された医薬品で、個々の有効成分(生薬成分)の薬理作用を主に考えて、それらが相加的に配合されたものである、とする記述です。個々の生薬成分の薬理作用を主に考えて相加的に配合したもの、という説明は、西洋医学的な基調の上に立つ生薬製剤のものです。漢方処方製剤は、漢方独自の病態認識に基づき、処方全体として用いられるものであり、ここを入れ替えた点が違います。

残りの記述は、証に基づいて用いることの大切さ、乳児への使用の制限、漢方独自の病態の捉え方について述べたもので、いずれも手引きの説明と合っています。漢方は全体の処方を証に合わせて使う、生薬製剤は成分の作用を足し合わせる、と対で覚えておくと、両者の説明を入れ替えた記述を見抜けます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問57(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)