令和3年度 北海道 午後 問92
薬事関係法規・制度
特定保健用食品に関する問題
次の1~5で示される成分のうち、カルシウムの吸収を高める食品として特定保健用食品に認められているものはどれか。
- 1ポリデキストロース
- 2カゼインドデカペプチド
- 3大豆たんぱく質
- 4グアバ葉ポリフェノール
- 5カゼインホスホペプチド
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✓ これが正解5カゼインホスホペプチド
解説
カルシウムの吸収を高めるのはカゼインホスホペプチド
手引き第4章の保健機能食品等のうち、特定保健用食品の主な成分と表示内容で判断します。特定保健用食品は、個別に有効性・安全性の審査を受けて許可された食品で、関与する成分ごとに表示できる保健の目的が決まっています。
カルシウム等の吸収を高める食品として特定保健用食品に認められている成分には、カゼインホスホペプチドがあります(ほかにクエン酸リンゴ酸カルシウム、ヘム鉄、フラクトオリゴ糖など)。したがって、カゼインホスホペプチドが正解です。
ほかの4つの成分も特定保健用食品に用いられていますが、表示できる保健の目的は、おなかの調子、血圧、コレステロール、血糖値に関するもので、いずれもカルシウムの吸収とは別の目的です。成分と目的を一対一で対応させて整理しておくことが大切です。
カゼインから作られる成分が2つ並んでいるので、ホスホ(リン)がつくのがカルシウム、ドデカがつくのが血圧、と名前の一部で区別すると取り違えにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1ポリデキストロース:ポリデキストロースは水に溶ける食物繊維の一種で、おなかの調子を整える目的の特定保健用食品に使われます。カルシウムの吸収を高める目的ではありません。
- 2カゼインドデカペプチド:カゼインドデカペプチドは血圧が高めの方向けの特定保健用食品に使われる成分です。名前が似ていますが、カルシウムの吸収に関わるのはホスホがつく方です。
- 3大豆たんぱく質:大豆たんぱく質はコレステロールが高めの方向けの特定保健用食品に使われる成分で、カルシウムの吸収を高める目的では認められていません。
- 4グアバ葉ポリフェノール:グアバ葉ポリフェノールは血糖値が気になり始めた方向けの特定保健用食品に使われる成分です。カルシウムの吸収とは別の保健の目的です。
出典:令和3年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問92(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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