令和2年度 10月 午前Ⅱ 問19
利用者認証
アカウンティングに関する問題
リモートアクセス環境において,認証情報やアカウンティング情報をやり取りするプロトコルはどれか。
- アCHAP
- イPAP
- ウPPTP
- エRADIUS
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✓ これが正解エRADIUS
解説
認証とアカウンティングの情報をやり取りするのは RADIUS です。
設問の手掛かりは、認証情報に加えてアカウンティング情報もやり取りするという点です。アカウンティングとは、誰がいつどれだけ接続したかといった利用の記録を集めることです。RADIUS は、リモートアクセスを受け付けるサーバと、利用者の情報をまとめて持つ RADIUS サーバとの間で、認証の要求と結果、そして利用の記録をやり取りするプロトコルです。利用者の管理を一か所に集められるため、無線 LAN などでも広く使われています。ほかの選択肢にも認証やリモートアクセスに関わるものが並んでいますが、アカウンティングまで扱うのは RADIUS だけです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCHAP:CHAP は、PPP の接続で使う認証方式の一つで、チャレンジとレスポンスを使ってパスワードを直接流さずに本人を確かめます。利用の記録であるアカウンティング情報を扱う仕組みは持っていません。
- イPAP:PAP は、PPP の接続で利用者 ID とパスワードをそのまま送って確かめる認証方式です。パスワードが平文で流れる弱さがあるうえ、アカウンティング情報をやり取りする働きもありません。
- ウPPTP:PPTP は、離れた場所から社内ネットワークへ VPN の通り道を作るためのトンネリングのプロトコルです。通信を通す仕組みであり、認証情報やアカウンティング情報をサーバとやり取りするためのものではありません。
この問題の用語
- 認証名乗ったとおりの本人か、通信の相手が本物かを確かめる手続き。ここを経ずに入り込む裏口があると、後の許可の仕組みが働きません。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問19
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