平成28年度 秋期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1
利用者認証
AAAに関する問題
RADIUS や DIAMETER が提供する AAA フレームワークの構成要素は,認証(Authentication)及び認可(Authorization)の他にどれか。
- アAccounting
- イActivation
- ウAudit
- エAugmented Reality
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✓ これが正解アAccounting
解説
AAA の3つ目は Accounting で、利用の記録を担います。
AAA は、頭文字の A を3つそろえた名前です。設問が示すとおり、認証と認可で2つが埋まっています。残る1つは Accounting で、だれが、いつ、どれだけ使ったかを記録する働きです。この記録は課金や、後から利用の実績を追うときに使われます。RADIUS も DIAMETER も、この3つの機能をまとめて提供するプロトコルです。認証で本人を確かめ、認可で使ってよい範囲を決め、Accounting で使った事実を残す、という流れで整理できます。選択肢はどれも A で始まるので、頭文字だけでは決められません。それぞれの語の意味で見分けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イActivation:Activation は有効化や起動を意味する語です。利用者を確かめる手順とも、利用の実績を残す働きとも結びつきません。頭文字をそろえるために並べられた語で、RADIUS が提供する機能の名前には当たりません。
- ウAudit:Audit は監査を意味し、記録に関わる点で紛らわしい語です。しかし監査は、残された記録を後から点検する行為です。利用の実績そのものを取る働きとは別物で、AAA の構成要素には含まれていません。
- エAugmented Reality:Augmented Reality は拡張現実のことで、現実の映像に情報を重ねて見せる技術を指します。アクセス制御の枠組みとは関係がなく、認証や認可と同じ並びに入る要素ではありません。頭文字だけが同じ語です。
この問題の用語
- 認証名乗ったとおりの本人か、通信の相手が本物かを確かめる手続き。ここを経ずに入り込む裏口があると、後の許可の仕組みが働きません。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1
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