ビジネスインダストリ|システムアーキテクト試験
この分野には 7問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はテスト(2問)・ファジング(2問)・委託先(2問)・工程(2問)です。問題が多い回は令和5年度 春期(2問)・令和7年度 春期(1問)・令和6年度 春期(1問)です。
業界の分業の形と、データやAIを仕事に使う仕組み
半導体の業界では、設計と製造の分業が広く見られます。他社が設計したLSIの製造を請け負う企業をファウンドリ、工場を持たずに設計と販売に専念する企業をファブレスと呼びます。ほかに、設計に使う回路の部品を提供する事業者や、設計そのものを請け負う事業者もいます。設計と製造のどちらを担うかで区別します。
組込み機器の費用は、一度だけかかるものと、作る数に比例してかかるものに分けて考えます。NREは繰り返し発生しない費用で、デバイスの設計、試作、量産の準備のように、何個作っても一度きりの経費を指します。部品代のように製品一つごとにかかる費用とは別に扱い、生産数が多いほど一個当たりの負担は小さくなります。
協調フィルタリングは、多くの顧客の購買行動から好みの似た顧客どうしを見つけ、似た顧客が買っていて本人がまだ買っていない商品を勧める方法です。商品の中身の特徴から似た商品を探すのではなく、顧客どうしの行動の似かたを根拠にする点が特徴です。
チューリングテストは、判定者が相手の正体を知らされないまま、人間と機械の両方と文字で対話し、どちらが機械かを見分けられなければ、その機械は人間らしく振る舞えていると判定する方法です。個人のスコアリングは、本人の許諾の下で集めたパーソナルデータを分析して信用力などを数値で表し、融資条件の判断などに使うサービスです。誰を評価しているかに注目します。
この分野で出た問題
- 令和5年度 春期 問7ある通信販売事業者は,AI 技術を利用して人間のように受け答えする,Web のチャットをインタフェースとしたユーザーサポートシステムを開発している。テスト工程では,次の方法でテストする手法を採用した。このような,AI に関するテスト手法を何というか。
- 平成30年度 秋期 問16NRE(Non-Recurring Expense)の例として,適切なものはどれか。
- 令和5年度 春期 問16パーソナルデータを用いた,個人をスコアリングするサービスの事例はどれか。
- 令和7年度 春期 問15協調フィルタリングを用いた,商品のレコメンデーションの例はどれか。
- 令和6年度 春期 問15組込みシステム開発において,製品に搭載する LSI を新規に開発する。LSI 設計を自社で行い,LSI 製造を外部に委託する場合の委託先として,適切なものはどれか。
- 令和4年度 春期 問14組込みシステム開発において,製品に搭載する LSI を新規に開発する。LSI 設計を自社で行い,LSI 製造を外部に委託する場合の委託先として,適切なものはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 6年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和7年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。