令和3年度 春期 午前Ⅱ 問12
ソフトウェア開発管理技術
表はシステムの特性や制約に応じた開発方針と,開発方針に適した開発モデルの組みである。a~cに該当する開発モデルの組合せはどれか。
| 開発方針 | 開発モデル |
|---|---|
| 最初にコア部分を開発し,順次機能を追加していく。 | a |
| 要求が明確なので,全機能を一斉に開発する。 | b |
| 要求に不明確な部分があるので,開発を繰り返しながら徐々に要求内容を洗練していく。 | c |
選択肢は原典ではa,b,cの表。
- アa:進化的モデル / b:ウォータフォールモデル / c:段階的モデル
- イa:段階的モデル / b:ウォータフォールモデル / c:進化的モデル
- ウa:ウォータフォールモデル / b:進化的モデル / c:段階的モデル
- エa:進化的モデル / b:段階的モデル / c:ウォータフォールモデル
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✓ これが正解イa:段階的モデル / b:ウォータフォールモデル / c:進化的モデル
解説
aは段階的、bはウォータフォール、cは進化的モデルの組合せです。
三つの開発モデルは、要求がどこまで明確か、どう作り進めるかで区別します。段階的モデルは、要求をあらかじめ固めたうえで、システムを幾つかの部分に分け、コア部分から順に開発して機能を追加していくモデルで、aの方針に合います。ウォータフォールモデルは、要求が明確なことを前提に、全機能を工程の順に一度に開発するモデルで、bに当たります。進化的モデルは、要求に不明確な部分があるときに、開発と評価を繰り返しながら要求を洗練していくモデルで、cに当たります。追加していくのが段階的、育てながら変えていくのが進化的、と動きの違いで二つを区別すると、取り違えを防げます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa:進化的モデル / b:ウォータフォー…:aに進化的モデル、cに段階的モデルを当てた組合せで、二つが入れ替わっています。コア部分から順に機能を追加する方針は段階的モデル、要求を徐々に洗練する方針は進化的モデルの特徴です。
- ウa:ウォータフォールモデル / b:進化…:aにウォータフォールモデルを当てていますが、コア部分から順に機能を追加する進め方は、全機能を一斉に作る進め方と相いれません。bとcにも残る二つをずらして当てており、三つとも方針と合いません。
- エa:進化的モデル / b:段階的モデル …:bに段階的モデルを当てていますが、要求が明確で全機能を一斉に開発するのはウォータフォールモデルの進め方です。要求に不明確な部分があるcにウォータフォールモデルを当てるのも、前提が逆です。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問12
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