第61回 午前 問88
臨床医学
一次救命処置で最初に確認するの
一次救命処置で最初に確認するのはどれか。
- 1意識
- 2血圧
- 3呼吸
- 4脈拍
- 5対光反射
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✓ これが正解1意識
解説
一次救命処置では、まず反応(意識)を確認します。
一次救命処置は、心臓や呼吸が止まった、または止まりかけた人に対して、その場に居合わせた人が行う救命の処置です。胸骨圧迫や人工呼吸、AEDによる電気ショックが含まれ、特別な器具がなくても行えることが特徴です。
倒れている人を見つけたら、まず周りの安全を確かめたうえで、肩をたたきながら声をかけて、反応(意識)があるかを確認します。反応がなければ、大声で助けを呼び、119番通報とAEDの手配を頼みます。そのあとで、胸やお腹の動きを見て、普段どおりの呼吸があるかを確認し、なければすぐに胸骨圧迫を始めます。最初に意識を確かめることで、救命処置が必要な人かどうかをすばやく判断できます。ほかの肢は、確認の順番が後のものや、一次救命処置では確認しないものです。
したがって、最初に確認するのは意識です。反応の確認、助けを呼ぶ、呼吸の確認、胸骨圧迫、という流れを順番どおりに覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2血圧:血圧は血圧計がないと測れず、一次救命処置の手順には含まれていません。その場でできることを、ためらわずに素早く行うのが一次救命処置の考え方です。
- 3呼吸:呼吸の確認は、反応がないことを確かめ、助けを呼んだあとに行います。大切な確認ですが、最初に行うのは反応の確認です。
- 4脈拍:脈拍の確認は、一般の人が行う一次救命処置の手順には含まれていません。脈をうまく触れずに処置が遅れることを防ぐため、呼吸の有無で判断します。
- 5対光反射:対光反射は、目に光を当てて瞳孔が縮むかを確かめる検査で、一次救命処置の手順には含まれていません。医療の専門的な評価として行うものです。
出典:第61回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問88(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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