第60回 午後 問24
リハビリテーション医学
診療報酬に関する問題
診療報酬は通常何年ごとに改定されるか。
- 12年ごと
- 23年ごと
- 34年ごと
- 45年ごと
- 56年ごと
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✓ これが正解12年ごと
解説
診療報酬は、原則として2年ごとに改定されます。
診療報酬は、保険診療で医療機関が受け取る医療行為の値段を国が定めたものです。厚生労働大臣が中央社会保険医療協議会(中医協)の意見を聞いて決め、医療を取り巻く状況や物価、医療費の動向に合わせて見直されます。この見直しを診療報酬改定といい、通常は2年ごとに行われます。
疾患別リハビリテーション料など理学療法士が関わる点数も、この改定のたびに見直されます。どの算定が認められるか、何単位まで算定できるかなどが変わることがあるため、臨床では改定の内容を確かめることが欠かせません。
なお、介護保険の介護報酬は通常3年ごとに改定されます。6年ごとには、診療報酬と介護報酬の改定が同じ年に重なる同時改定となります。このため、3年ごとや6年ごとという数字は介護報酬や同時改定と結びつく数字で、診療報酬の改定の周期ではありません。4年ごとや5年ごとに改定するという決まりはありません。
したがって、診療報酬は通常2年ごとに改定されます。診療報酬は2年、介護報酬は3年、同時改定は6年に1度、と3つを組で覚えておくと取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 23年ごと:3年ごとに改定されるのは介護保険の介護報酬です。医療保険の診療報酬とは周期が異なるため、両者を取り違えないように注意が必要です。
- 34年ごと:診療報酬の改定を4年の周期で行うという決まりはありません。診療報酬は通常2年ごとに見直されており、4年では改定の間隔が長すぎます。
- 45年ごと:診療報酬を5年ごとに改定するという決まりはありません。5年という数字は診療録の保存期間などで出てくる数字で、改定の周期とは関係がありません。
- 56年ごと:6年という間隔は、医療と介護の報酬の見直しがちょうど同じ年に行われる、いわゆるダブル改定が巡ってくる間隔です。医療機関の報酬の見直しはその間にも行われるので、周期としては長すぎます。
出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問24(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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