過去問解きまくり研究所 ホーム

第60回 午前 問83

リハビリテーション医学

リハビリテーション医学の問題

長期間の安静臥床で増加するのはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解4関節の結合組織

解説

長期臥床では関節の結合組織が増え、拘縮の原因になります。

長期間の安静臥床は、全身のさまざまな機能を低下させます(廃用症候群)。関節を動かさない状態が続くと、関節包や靱帯、筋膜などの結合組織が増えて密になり、膠原線維どうしが癒着して硬くなります。これが関節拘縮の原因の一つで、関節の可動域が狭くなります。つまり、長期臥床で増加するのは関節の結合組織です。こうした拘縮は、早い時期からの関節可動域運動などで予防することが大切です。

残りの4つは、骨、筋、消化管、心肺の機能に関わるもので、刺激や活動が減ることで、どれも臥床により低下する側に入ります。

したがって、長期間の安静臥床で増加するのは関節の結合組織です。廃用では機能や量の多くが低下するが、関節の結合組織だけは増えて硬くなる、と例外として覚えておくと見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問83(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)