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第59回 午後 問60

生理学

体細胞分裂の開始に関わる細胞内小器官はどれか。

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✓ これが正解3中心小体

解説

中心小体は分裂の始まりに紡錘体をつくる起点になります。

細胞が2つに分かれる体細胞分裂では、複製された染色体を2つの細胞に正しく分けるため、紡錘体という微小管の構造が作られます。中心小体(中心子)は、2つが組になって中心体をつくり、分裂の始まりに複製されて細胞の両側へ移動し、紡錘体を形成する起点になります。このため、体細胞分裂の開始に関わる細胞内小器官は中心小体です。

ほかの小器官は、リボソームの組み立て、タンパク質や脂質の合成と加工、物質の輸送、エネルギーの産生などを受け持ちます。いずれも細胞の生存に欠かせませんが、分裂の装置を組み立てる役割はもちません。

分裂の装置(紡錘体)をつくる起点は中心小体、エネルギーはミトコンドリア、タンパク質の合成と加工は小胞体とGolgi装置、と役割で分けて覚えておくと、細胞小器官の問いを整理しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第59回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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