第58回 午前 問25
理学療法治療学
厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2013」で、強度が4 METs以上となる運動の例はどれか。
- 1皿洗い
- 2ピアノの演奏
- 3ラジオ体操第1
- 4植物への水やり
- 5子供を抱えながら立つ
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✓ これが正解3ラジオ体操第1
解説
ラジオ体操第1は4メッツ以上の運動の例として挙げられています。
METs(メッツ)は、身体活動の強さを、安静に座っているときの何倍のエネルギーを使うかで表す単位です。厚生労働省の健康づくりのための身体活動基準2013では、生活の中の活動と運動について、強さの目安となるメッツの値が例示されていました。
選択肢のうち、ラジオ体操第1は全身を大きく動かす体操で、この基準では4メッツの運動の例として示されています。したがって、ラジオ体操第1が4 METs以上となる運動の例です。
皿洗い、ピアノの演奏、植物への水やり、子供を抱えながら立つことは、いずれも立ったままや座ったままで行う比較的軽い生活の中の活動で、4メッツには届きません。全身を大きく動かすか、その場でとどまって手先や上半身だけを使うかで、強さの見当をつけられます。
出題当時は健康づくりのための身体活動基準2013が使われていました。現在は令和6年1月に策定された健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023に見直されています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1皿洗い:皿洗いは、流しの前に立ったまま手先と腕を動かす家事です。全身を大きく動かす運動ではなく、身体活動の強さとしては4メッツに届かない軽い活動です。
- 2ピアノの演奏:ピアノの演奏は、座ったまま指や腕を中心に動かす活動です。全身の大きな筋をあまり使わないため、4メッツ以上の強さの運動の例には当たりません。
- 4植物への水やり:植物への水やりは、立って歩きながらじょうろなどを扱う軽い家事です。全身の運動量は小さく、4メッツ以上となる運動の例には含まれません。
- 5子供を抱えながら立つ:子供を抱えながら立つことは、重さを支えてその場にとどまる活動です。移動を伴わず全身を大きく動かさないので、4メッツ以上の運動の例とはされていません。
出典:第58回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問25(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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