第115回 午前 問71
看護の統合と実践
看護職員の交代勤務で正しいの
看護職員の交代勤務で正しいのはどれか。
- 1サーカディアンリズムは保たれる。
- 2メンタルヘルスへの影響は少ない。
- 32交代制より3交代制を採用する施設が多い。
- 42交代制における夜勤中の仮眠が推奨されている。
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✓ これが正解42交代制における夜勤中の仮眠が推奨されている。
解説
2交代制の長い夜勤では、勤務中の仮眠が推奨されています。
この問は、看護職の夜勤・交代制勤務が心身に与える影響と、それを和らげるための考え方で判断します。サーカディアンリズムとは、約24時間周期の体内時計のことで、夜に働いて昼に眠る生活はこのリズムを乱します。
交代勤務では、夜間に起きて働くためサーカディアンリズムは保たれにくく、睡眠の質の低下や疲労がたまりやすくなります。その結果、メンタルヘルスにも影響が出やすいことが知られています。また、日本の病院では、勤務時間の長い2交代制を採用する施設が増えており、3交代制より多くなっているとされます。2交代制では夜勤が長時間になるため、日本看護協会の夜勤・交代制勤務に関するガイドラインでは、夜勤中に仮眠をとることを勧めています。仮眠は眠気や疲労を和らげ、ミスを防ぐことにもつながります。
したがって、2交代制の夜勤中の仮眠が推奨されているという記述が正しいです。夜勤はリズムを乱す、だから仮眠と勤務の組み方で負担を減らす、という流れで覚えておくと判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1サーカディアンリズムは保たれる。:交代勤務では夜間に起きて働き、昼間に眠ることになるため、約24時間周期の体内時計はかえって乱れやすくなります。保たれるという記述は実態と逆です。
- 2メンタルヘルスへの影響は少ない。:夜勤を含む不規則な勤務は、睡眠不足や疲労の蓄積を通じて気分の落ち込みなど心の健康にも影響しやすいとされています。影響が少ないとは言えません。
- 32交代制より3交代制を採用する施設が多い。:日本の病院では、勤務時間が長い2交代制を採る施設が増え、3交代制を上回っているとされます。3交代制の方が多いという記述は現状と合いません。
出典:第115回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問71(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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