第115回 午前 問61
小児看護学
基本的生活習慣に関する問題
標準的な幼児の基本的生活習慣についての組合せで正しいのはどれか。
- 12歳 ― 1人で洗顔ができる。
- 23歳 ― 排便後の後始末ができる。
- 34歳 ― 昼寝を1日2回する。
- 45歳 ― 1人で衣類を着ることができる。
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✓ これが正解45歳 ― 1人で衣類を着ることができる。
解説
5歳ごろには1人で衣類を着られるようになるのが標準です。
基本的生活習慣とは、食事・睡眠・排泄・着脱衣・清潔の5つの生活の基礎になる習慣のことで、幼児期に少しずつ自立していきます。この問は、それぞれの習慣がおおよそ何歳で自立するかという発達の目安で判断します。
洗顔を1人でこなせるのは、2歳ではまだ難しく、もう少し年齢が上がってからです。排便後の後始末(お尻をふく)は、排泄の中でも自立が遅い動作で、3歳では介助が必要なことが多い段階です。昼寝は年齢とともに回数が減り、4歳ごろには1日1回か、しなくなる子も出てくるので、1日2回は乳児期に近い姿です。一方、5歳ごろになると、ボタンのある服を含めて1人で衣類を着られるようになるのが標準的な姿とされています。
したがって、5歳と1人で衣類を着ることの組合せが正しいと判断できます。覚え方としては、排泄と清潔の仕上げ(後始末・洗顔)は遅め、着脱衣は5歳ごろに1人でできる、と自立の順番で整理しておくと見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 12歳 ― 1人で洗顔ができる。:2歳はまだ手洗いや洗顔に大人の手助けが要る時期です。顔を洗って自分でふくところまで1人でこなせるのは、もう少し年齢が上がってからなので、この年齢の組合せは早すぎます。
- 23歳 ― 排便後の後始末ができる。:排便後にお尻をふく動作は、手の届きにくい位置で行うため、排泄の自立の中でも遅れて身につきます。3歳ではまだ大人が仕上げをすることが多く、標準の組合せとしては早すぎます。
- 34歳 ― 昼寝を1日2回する。:昼寝の回数は乳児期から年齢とともに減っていきます。1日2回の昼寝は乳児期に近い姿で、4歳ではすでに1日1回程度か、昼寝をしなくなる子も出てくる時期です。
出典:第115回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問61(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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