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第113回 午後 問14

必修問題

嚥下障害が出現する疾患

器質的変化で嚥下障害が出現する疾患はどれか。

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✓ これが正解1食道癌

解説

食道癌は通り道が狭くなる器質的変化で嚥下障害を起こします。

嚥下障害は、原因によって大きく2つに分けて考えます。食べ物の通り道そのものに形の変化(腫瘍・狭窄・炎症など)があって通りにくくなるのが器質的な嚥下障害、通り道の形は保たれていても、飲み込む動きを起こす神経や筋の働きが損なわれるのが機能的(運動障害性)な嚥下障害です。

食道癌は、食道の内側に腫瘍ができて内腔が狭くなるため、食べ物がつかえる感じが現れ、進むと固形物から順に飲み込みにくくなります。通り道の形が変わることで起こるので、器質的な嚥下障害の代表です。

これに対して、脳の病気や末梢神経の病気、筋そのものの病気では、のどや食道の形には変化がなくても、飲み込む運動がうまく起こらなくなります。原因が通り道の外側の、運動を起こす仕組みにある点が違います。

覚え方: 通り道の形が変わる(腫瘍・狭窄)なら器質的、動かす仕組み(脳・神経・筋)の障害なら機能的、と分けます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第113回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問14(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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