第113回 午後 問9
必修問題
生涯未婚率に関する問題
人口統計資料集2020年版における生涯未婚率(50歳時の未婚割合)で、平成22年(2010年)から令和2年(2020年)の推移で適切なのはどれか。
- 1変化はない。
- 2下降し続けている。
- 3上昇し続けている。
- 4上昇と下降を繰り返している。
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✓ これが正解3上昇し続けている。
解説
2010年から2020年にかけて、生涯未婚率は上昇し続けています。
生涯未婚率(50歳時の未婚割合)は、50歳の時点で一度も結婚したことのない人の割合を表す指標です。国勢調査の結果をもとに5年ごとに算出され、国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集にまとめられています。平成22年(2010年)、平成27年(2015年)、令和2年(2020年)と、男女とも調査のたびに上がり続けてきました(出題当時の公表値による推移)。
背景には、結婚をしない生き方を選ぶ人が増えたことや、結婚の時期が遅くなる晩婚化があります。男性の割合は女性より高い水準にありますが、上昇の向きは男女とも同じです。この流れは単独世帯の増加ともつながっており、高齢期に一人で暮らす人が増えることを見込んだ支援を考えるうえでも大切な指標です。
覚え方: 晩婚化・未婚化の進行と結びつけて、生涯未婚率はこの数十年上がり続けていると押さえると、変化なしや下降と書かれた記述を外せます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1変化はない。:この10年間、5年ごとの値はいずれも前回を上回っています。結婚しない人や結婚の遅い人が増え続けており、横ばいで変化がないという見方は推移と合いません。
- 2下降し続けている。:下降は実際の推移とは逆向きです。未婚化と晩婚化が進んだことで、50歳時点で結婚歴のない人の割合は、男女ともこの期間に上がり続けています。
- 4上昇と下降を繰り返している。:2010年、2015年、2020年の値は途中で下がることなく、毎回上がっています。上昇と下降をくり返すような波のある動きは、この期間には見られません。
出典:第113回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問9(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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