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第111回 午後 問54

老年看護学

高齢者虐待に関する説明で正しいの

令和元年度(2019年度)「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」の結果において、養護者による高齢者虐待に関する説明で正しいのはどれか。

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✓ これが正解4被虐待者の認知症高齢者の日常生活自立度判定基準はランクⅡが最も多い。

解説

令和元年度の調査で、被虐待者の認知症自立度はランクⅡが最も多くなりました。

厚生労働省は毎年度、高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)に基づく対応の状況を調べて公表しています。令和元年度(2019年度)の調査で、養護者(家族など)による虐待の被虐待者のうち要介護認定を受けている人について、認知症高齢者の日常生活自立度をみると、ランクⅡが35.2%で最も多くなっていました(出題当時の最新の公表値)。

ランクⅡは、日常生活に支障をきたすような症状や行動、意思疎通の困難さが多少みられても、誰かが注意していれば自立できる状態です。続いてランクⅢが25.1%、ランクⅠが17.6%でした。同じ調査では、虐待の種別は身体的虐待が67.1%で最も多く、被虐待者は女性が75.2%、虐待者の続柄は息子が40.2%で最も多い結果でした。

覚え方は、身体的虐待が最多、被虐待者は女性が約4分の3、虐待者は息子が最多、認知症の自立度はⅡが最多、と4つの最多をまとめて押さえることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第111回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問54(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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