第111回 午後 問23
必修問題
輸液ポンプに関する問題
点滴静脈内注射で輸液ポンプを使用する際に設定する項目はどれか。
- 1薬剤名
- 2終了時間
- 3投与月日
- 41時間あたりの流量
答えと解説を見る
✓ これが正解41時間あたりの流量
解説
輸液ポンプでは、1時間あたりの流量と予定量を設定します。
輸液ポンプは、点滴の速さを機械で一定に保つための装置です。自然に滴下させる方法では、患者の姿勢や点滴の高さによって速さが変わりやすいため、正確な速度で投与したいときに輸液ポンプを使います。
輸液ポンプで設定するのは、1時間あたりに何mL流すかという流量と、全部で何mL入れるかという予定量です。この2つを指示どおりに入力し、開始後は設定した値で動いているか、残量が予定どおりに減っているかを確かめます。流量の入力間違いは、薬液が速く入りすぎたり遅すぎたりする事故につながるため、入力後に指示書と照らして確認することが大切です。
見分け方は、機械が自分で速さを調節するために必要な情報は何か、と考えることです。速さを決めるのは流量で、薬剤名や日付は人が指示書やラベルで確かめる情報だと区別しましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1薬剤名:薬剤名は、患者・薬剤・量などを照合するときに、指示書や輸液バッグのラベルで確かめる情報です。点滴の速さを一定に保つために輸液ポンプへ入力する項目ではありません。
- 2終了時間:終了時間は、設定した流量と予定量から結果として決まるものです。輸液ポンプには流量を入力するのであって、終了時間を直接設定して投与の速さを決めるわけではありません。
- 3投与月日:投与月日は、指示書や記録で、いつ投与する薬かを確認するための情報です。輸液ポンプは流す速さと量を管理する装置であり、日付を入力して制御するものではありません。
出典:第111回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問23(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)