精神看護学の用語(44語)
看護師国家試験の過去問に出てくる「精神看護学」の用語 44語を、短い言葉で説明しています。
「精神看護学」の
アルコール
読み:あるこーるいぞんしょう飲酒を自分の意思でコントロールできなくなる病気で、意思の弱さの問題ではありません。断酒を続けるための自助グループへの参加の勧めが問われます。依存症 医療保護入院
読み:いりょうほごにゅういん入院が必要なのに本人の同意が得られない場合に、精神保健指定医の診察と家族等の同意によって行われる入院です。本人の同意に基づく任意入院との違いが問われます。うつ
読み:うつびょううつ病では、出来事を悲観的にとらえる考え方の癖をもちやすくなり、それが気分の落ち込みを強める悪循環を生みます。急性期は休養が治療の基本であることが問われます。病 応急入院
読み:おうきゅうにゅういん急いで入院させる必要があるのに家族等の同意が得られない場合に、精神保健指定医の診察に基づいて72時間に限って行う入院です。期限がつくことが問われます。臥床
読み:がしょう安静臥床は、ベッドで横になったまま過ごすことです。長く続くと関節が硬くなる拘縮が起こることや、骨吸収が亢進することが問われます。家族心理教育
読み:かぞくしんりきょういく精神疾患をもつ人の家族に、病気の知識や接し方、対処の方法を専門職が系統立てて伝える取り組みです。家族会など、ほかの家族支援の場との違いが問われます。境界性
読み:きょうかいせいぱーそなりてぃしょうがい対人関係が不安定で、人を極端に良い人と悪い人に分ける傾向がみられることがあります。見捨てられることへの強い不安から、特定の人に強く頼ることがある点も問われます。パーソナリティ 障害 共同生活援助
読み:きょうどうせいかつえんじょ障害のある人が世話人の支援を受けながら共同で暮らす住まいの場で、グループホームとも呼ばれます。訓練等給付であり、住まいの支援として選ぶことが問われます。強迫性障害
読み:きょうはくせいしょうがい頭から離れない考えである強迫観念が強まり、確認などの強迫行為につながる病気です。家族に代わりの確認や保証を求めて症状に巻き込むことがよくある点が問われます。幻視
読み:げんし実際にはいないものがありありと見える症状で、レビー小体型認知症の特徴の一つです。見えているものを否定されると不安や混乱が強まることがある点が問われます。幻聴
読み:げんちょう統合失調症などでドパミンの働きが過剰になることと関連する陽性症状です。ドパミン受容体を遮断する抗精神病薬が、幻聴を軽くする方向に働くことが問われます。行動援護
読み:こうどうえんご知的障害や精神障害により行動に著しい困難がある人が外出するとき、危険を避けるための支援を受ける障害福祉サービスです。介護給付の一つである点が問われます。行動制限
読み:こうどうせいげん精神科で患者の医療や保護に欠くことのできない限度で行う制限です。試験では代わりの方法がないことやできるだけ短い時間にとどめることが問われます。公認心理師
読み:こうにんしんりし心理検査やカウンセリングを通して心の問題を支援する国家資格の専門職です。経済的な相談の中心となる職種ではなく、ほかの職種との役割の違いが問われます。抗不安薬
読み:こうふあんやく脳の働きを抑える作用をもつものが多く、急に中断すると反動で脳が興奮しやすい状態になります。その多くは、高齢者でふらつきや転倒を招くおそれがある点が問われます。作業療法士
読み:さぎょうりょうほうし食事、更衣、整容などの日常生活の動作や、手指の細かい動作の訓練を担当する職種です。自助具の選定や使い方の指導で連携する相手として問われます。自殺企図
読み:じさつきと自殺企図をした人は、その後も再び自殺を図る危険が高い状態にあります。対応では、最初に現在の希死念慮の有無を確認することが問われます。就労移行支援
読み:しゅうろういこうしえん一般就労を希望し、それが見込まれる障害のある人に、一定の期間、働くために必要な知識や能力を高める訓練を行うサービスです。就労継続支援との違いが問われます。障害者総合支援法
読み:しょうがいしゃそうごうしえんほう障害者や障害児が日常生活や社会生活を送れるよう、障害福祉サービスや自立支援医療などを総合的に定めた法律です。精神通院医療がこの法律に基づく点が問われます。自立支援医療
読み:じりつしえんいりょう心身の障害の状態を軽くし自立した生活を送るために必要な医療の費用を公費で助成する仕組みです。精神疾患の通院医療が対象に含まれることが問われます。神経性過食症
読み:しんけいせいかしょくしょう短い時間に大量に食べる過食と、体重が増えないようにするための行動を繰り返す病気です。治療に認知行動療法がよく用いられることが問われます。神経性無食欲症
読み:しんけいせいむしょくよくしょう実際にはやせているのに自分は太っていると感じる、ボディイメージのゆがみがある病気です。説得するより気持ちを受け止めて関係を築く看護が問われます。身体的拘束
読み:しんたいてきこうそく精神科病院で患者の生命を守るためにやむを得ず行う行動制限の一つです。精神保健指定医が必要と認めた場合に限って行えることや、起こりやすい合併症が問われます。心的外傷後
読み:しんてきがいしょうごすとれすしょうがい強い恐怖の体験のあと、1か月以上たっても再体験や回避などの症状が続く状態です。試験では急性ストレス障害との期間による区別が問われます。ストレス 障害 睡眠時無呼吸症候群
読み:すいみんじむこきゅうしょうこうぐん眠っている間に呼吸が止まったり浅くなったりを繰り返す病気で、いびきや日中の強い眠気が特徴です。気道に一定の圧をかける治療が行われることが問われます。睡眠薬
読み:すいみんやく高齢者に使うと、夜間のふらつきや転倒、日中の眠気が起こりやすくなる薬です。効果が翌日まで残ると日中の眠気やふらつきが出る、持ち越し効果が問われます。ストレングス
読み:すとれんぐすその人がもつ強みのことで、能力や関心、周囲の支えなどの力を指します。弱さや問題点だけでなく強みに目を向けて活かす、ストレングスモデルの考え方が問われます。精神医療審査会
読み:せいしんいりょうしんさかい精神科病院の入院の届出や退院の請求などを審査する機関です。試験では入院中の人や家族等が退院や処遇の改善を求める請求の審査が問われます。精神保健指定医
読み:せいしんほけんしていい一定の経験と研修を経て厚生労働大臣が指定した精神科医です。身体的拘束や12時間を超える隔離は、この医師が必要と認めた場合に限られることが問われます。精神保健福祉士
読み:せいしんほけんふくしし精神障害のある人の地域生活や社会復帰に向けた相談援助を担う国家資格です。入院費用など経済的な相談で連携する職種として問われます。精神保健福祉法
読み:せいしんほけんふくしほう / 別表記:精神保健及び精神障害者福祉に関する法律精神科病院に入院している人の権利を守るため、退院等の請求の仕組みを定めている法律です。入院の形や、精神障害者保健福祉手帳がこの法律に基づく点も問われます。選択的
読み:せんたくてきせろとにんさいとりこみそがいやく / 別表記:SSRISSRIとも呼ばれ、飲み始めの時期に吐き気や下痢などの消化器の副作用が出やすい薬です。効果が現れるまでに時間がかかる点が問われます。セロトニン 再取り込み阻害薬 措置入院
読み:そちにゅういん自分や他人を傷つけるおそれが強いと2人以上の精神保健指定医が判断した場合に、都道府県知事の権限で行う入院です。緊急措置入院との違いが問われます。退院後生活環境相談員
読み:たいいんごせいかつかんきょうそうだんいん精神科病院に入院した人の退院後の生活環境について相談に応じ、調整を行う専門職です。試験では精神科病院の管理者が選任する点が問われます。地域移行支援
読み:ちいきいこうしえん精神科病院に入院している人などが、地域での生活に移る準備を支えるサービスです。試験では長期入院患者の退院と地域移行を促す点が問われます。デイケア
読み:でいけあ精神科デイケアは、日中に通ってプログラムに参加しながら、生活のリズムを整え、人との交流を広げる医療のサービスです。日中の活動と仲間づくりの場として問われます。統合失調症
読み:とうごうしっちょうしょう主に思春期以降に幻覚や妄想などで発症する精神疾患です。急性期には幻聴や被害妄想などの症状で日常生活が十分にできなくなることがある点が問われます。任意入院
読み:にんいにゅういん本人の同意による精神科の入院です。退院の申出があっても、指定医の診察で入院を続ける必要があると認めたときは72時間に限り退院させないことができる点が問われます。認知行動療法
読み:にんちこうどうりょうほう出来事をどう受け止めたかという考え方(認知)が気分や行動に影響するという考えに立つ療法です。物事の捉え方のゆがみを修正することが問われます。パニック
読み:ぱにっくしょうがい突然の強い動悸や息苦しさ、死んでしまうのではという恐怖などのパニック発作が繰り返し起こる病気です。発作をまた起こすのではと恐れる予期不安が特徴として問われます。障害 反動形成
読み:はんどうけいせい本当の気持ちと正反対の態度や行動をとる防衛機制です。試験では置き換えや昇華など他の防衛機制との区別が問われます。ピアサポート
読み:ぴあさぽーと同じような経験や立場をもつ人どうしが、気持ちや情報を分かち合い支え合うことです。試験では、家族会や介護者の集いなどがその場になることが問われます。妄想
読み:もうそう統合失調症の妄想は、本人には事実として確信されている考えで、周りが説得や否定をしても訂正できません。内容を否定も肯定もしない対応が問われます。レジリエンス
読み:れじりえんす困難やストレスにさらされても、しなやかに適応して回復していく力です。試験では困難から立ち直る力という語の意味が問われます。