第37回 問題101
生活支援技術
次の記述のうち,介護の現場で行うベッドメイキングとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1居室の窓は,閉めて行う。
- 2キャスターのあるベッドは,ストッパーを外す。
- 3シーツの中心線を,マットレスの端に合わせる。
- 4シーツをマットレスの下に入れるときは,手掌を下にする。
- 5シーツ交換は,両膝を伸ばしたままで行う。
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✓ これが正解4シーツをマットレスの下に入れるときは,手掌を下にする。
解説
シーツをマットレスの下に入れるときは、手のひらを下にして差し込みます。
ベッドメイキングは、利用者が気持ちよく過ごせる寝床を整える作業であると同時に、介護者の腰を守るボディメカニクスを実践する場でもあります。判断の軸は、衛生、安全、しわのない仕上がり、介護者の負担の軽減です。
記述を見ると、シーツの交換ではほこりが舞うので、窓を開けて換気しながら行います。キャスターのあるベッドはストッパーをかけて固定し、作業中に動かないようにします。シーツの中心線はマットレスの中心に合わせると、左右均等に敷けます。両膝を伸ばしたまま前かがみになると腰に負担が集中するので、膝を曲げて重心を低くします。
シーツをマットレスの下に入れるときは、手のひらを下に向けて差し込み、手のひらでシーツを押さえるようにして奥へ入れると、シーツが平らに敷き込まれ、しわやたるみができにくくなります。したがって、手掌を下にする方法が最も適切です。ベッドメイキングは、換気、固定、中心合わせ、膝を曲げる、と準備から順に確かめると選びやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1居室の窓は,閉めて行う。:シーツの交換ではほこりやごみが舞い上がるため、窓を閉めたままでは室内にこもってしまいます。換気をしながら行い、終わったら室温に気を配ります。
- 2キャスターのあるベッドは,ストッパーを外す。:ストッパーを外すと、シーツを引いたり体重をかけたりしたときにベッドが動き、介護者がバランスを崩すおそれがあります。作業中はストッパーをかけて固定します。
- 3シーツの中心線を,マットレスの端に合わせる。:シーツの中心線をマットレスの端に合わせると、片側に大きく寄ってしまい、反対側が足りなくなります。中心線はマットレスの中心に合わせ、左右に同じ長さを垂らします。
- 5シーツ交換は,両膝を伸ばしたままで行う。:膝を伸ばしたまま前かがみになると、腰にかかる負担が大きくなり、腰痛の原因になります。膝を曲げて重心を低くし、ボディメカニクスを生かして作業します。
出典:第37回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題101。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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