2024年1月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問10
ライフプランニングと資金計画
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。FP2級の過去問 540問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
クレジットカード会社(貸金業者)が発行するクレジットカードの一般的な利用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1クレジットカードで商品を購入(ショッピング)した場合の返済方法の一つである定額リボルビング払い方式は、カード利用時に代金の支払回数を決め、利用代金をその回数で分割して支払う方法である。
- 2クレジットカードで無担保借入(キャッシング)をする行為は、貸金業法上、総量規制の対象となる。
- 3クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与することが禁止されており、クレジットカード会員が生計を維持している親族に対しても貸与することはできない。
- 4クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。
答えと解説
✓ これが正解1クレジットカードで商品を購入(ショッピング)した場合の返済方法の一つである定額リボルビング払い方式は、カード利用時に代金の支払回数を決め、利用代金をその回数で分割して支払う方法である。
解説
定額リボ払いは毎月一定額を支払う方式で、回数を決める方式ではありません。
この問は、クレジットカードの返済方法、総量規制、カードの貸与、信用情報の扱いを問うものです。
定額リボルビング払い方式は、利用した金額や件数にかかわらず、毎月あらかじめ決めた一定の金額を支払っていく方式です。利用時に支払回数を決め、代金をその回数で分けて支払うのは分割払いです。記述は分割払いの説明をリボルビング払いとしており、不適切です。
そのほかの記述は適切です。キャッシングは貸金業者からの借入れなので、貸金業法の総量規制により、原則として年収の3分の1を超える貸付けは受けられません。カードは会員本人だけが使えるもので、生計を共にする家族であっても貸すことは会員規約で禁じられています。会員の信用情報は指定信用情報機関で管理され、本人は所定の手続きで開示を求められます。
リボは毎月の支払額を決める、分割は支払回数を決める、と決めるものの違いで見分けると判断できます。
ほかの選択肢の解説
- 2クレジットカードで無担保借入(キャッシング)をする行為は、貸金業法上、総量規制の対象となる。:クレジットカードのキャッシングは、貸金業者による無担保の貸付けにあたります。貸金業法の総量規制の対象となり、年収の3分の1を超える貸付けは原則としてできないので、記述は適切です。
- 3クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与することが禁止されており、クレジットカード会員が生計を維持している親族に対しても貸与することはできない。:カードは名義人本人だけが利用でき、会員規約で第三者への貸与は禁止されています。生計を同じくする家族も例外ではないため、親族にも貸与できないとする記述は適切です。
- 4クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。:カードの利用や返済の履歴は、カード会社が加盟する指定信用情報機関に登録されます。本人は所定の手続きで自分の信用情報の開示を請求できるので、記述は適切です。
出典:2024年1月 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問10(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)