平成30年度 春期 午前 問28
データベース
次の埋込み SQL を用いたプログラムの一部において,X は何を表す名前か。
EXEC SQL OPEN X;
EXEC SQL FETCH X INTO :NAME, :DEPT, :SALARY;
EXEC SQL UPDATE 従業員
SET 給与 = 給与 * 1.1
WHERE CURRENT OF X;
EXEC SQL CLOSE X;- アカーソル
- イスキーマ
- ウテーブル
- エビュー
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✓ これが正解アカーソル
解説
結果を1行ずつ指し示す名前がカーソルです。
並んでいる命令を順に見ると、まず開く操作をし、次に取り出す操作で値を受け取り、更新のときには今どこを指しているかを条件として使い、最後に閉じています。表そのものやその定義であれば、開いたり閉じたり、1行ずつ取り出したりはしません。この一連の操作を受け付けられるのは、問合せの結果の中を1行ずつ進んでいく仕組みの名前でした。それがカーソルです。だからカーソルが当たりました。残る三つは、いずれも操作の対象になるものの名前であって、今どこを指しているかという状態を自分では持ちません。一つはデータベースの構造の定義をひとまとめにした枠組み、一つは行と列で値を保持する表、もう一つは問合せに名前を付けて表のように扱えるようにしたものでした。位置を持たない点で、三つとも当てはまりません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イスキーマ:スキーマを挙げています。表や制約をどう定義するかをひとまとめにした、構造の枠組みを指す語でした。開いてから1行ずつ取り出し、今の位置を条件にして更新するという使われ方はしません。
- ウテーブル:テーブルを挙げています。行と列で値を保持する表そのものです。取り出しの対象にはなりますが、どの行を指しているかという状態を自分で保持するものではありませんでした。
- エビュー:ビューを挙げています。問合せに名前を付けて表のように扱えるようにしたものでした。中身は表と同じく行の集まりで、進んでいる位置を覚えておく仕組みではありません。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問28
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