平成29年度 秋期 午前 問29
データベース
RDBMS の機能によって実現されるトランザクションの性質はどれか。
- アACID 特性
- イ関数従属性
- ウ候補キーの一意性
- エデータ独立性
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✓ これが正解アACID 特性
解説
ひとまとまりの処理に求める四つを、頭文字で呼んでいます。
ひとまとまりの処理には、四つの性質がそろって求められます。途中で止まらず、全部やるか全部やらないかであること。終わったときに、矛盾を残していないこと。同時に走っても、互いに邪魔をしないこと。そして一度決めたら、後から消えないことの四つでした。それぞれの頭文字を並べて、ACID 特性と呼んでいます。だからその特性を挙げた肢が当たり、DBMS の側が守りました。関数従属性を挙げた肢は、表を設計するときの考えです。ある欄が決まれば別の欄も決まる、という関わりを表しました。候補の鍵が一つに定まる肢は、鍵そのものの性質になります。データの独立のほうは、蓄えと使う側を切り離す考えでした。三つとも、処理そのものに求める性質ではありません。設計の話か、鍵の話か、処理の話かで分かれました。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ関数従属性:関数従属性を挙げています。ある欄が決まれば別の欄も決まる関わりでした。表を正しく分けるときに使う考えになります。ところが処理の性質ではありません。設計のための考えでした。扱う題が違います。表を分けるときの考えです。
- ウ候補キーの一意性:候補キーの一意性を挙げています。行を一つに絞れる、という鍵の性質でした。表の作りを支えるうえで欠かせません。けれども処理そのものの話ではありません。鍵の性質でした。見る相手が別です。鍵そのものの性質です。
- エデータ独立性:データ独立性を挙げています。蓄えの中の作りと、使う側を切り離す考えでした。作りが変わっても、使う側は影響を受けません。ところが処理に求める性質ではありません。構えの話でした。層が違います。構えについての考えでした。
この問題の用語
- トランザクションデータベースへの一連の処理をひとまとめにした単位のこと。途中で失敗すると開始前の状態へ戻され、中途半端な更新が残りません。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問29
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 科目A 問7:原子性に関する問題(トランザクション)
- 令和5年度 科目A 問7:ACIDに関する問題(トランザクション)
- 令和元年度 秋期 午前 問29:ロックが発生しないデータ処理順序(トランザクション)
- 令和元年度 秋期 午前 問28:取ることのない状態遷移(トランザクション)
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