平成24年度 春期 午前 問47
ソフトウェア開発管理技術
階層構造のモジュール群から成るソフトウェアの結合テストを,上位のモジュールから行う。この場合に使用する,下位モジュールの代替となるテスト用のモジュールはどれか。
- アエミュレータ
- イシミュレータ
- ウスタブ
- エドライバ
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✓ これが正解ウスタブ
解説
上から試すとき下の身代わりに置くのがスタブです。
階層になったモジュール群をつなげて試すとき、上のモジュールから先に進めるやり方では、まだできあがっていない下のモジュールを呼び出す場面が必ず出てきます。そこで、呼ばれたら決まった値を返すだけの身代わりを下の位置に置き、上のモジュールが正しく呼び分けて処理を組み立てられているかを先に確かめます。この身代わりがスタブです。逆に下のモジュールから先に進めるやり方では、まだできていない呼び出し側の身代わりが必要で、そちらはドライバと呼ばれます。判定の軸は、その語がテストのために置く身代わりを指すのか別の目的の道具を指すのか、そして身代わりなら呼ぶ側と呼ばれる側のどちらの位置に立つのかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アエミュレータ:ある機器や環境の動きを、別の機器の上でそっくり肩代わりして実行させる道具を指す語です。足りないモジュールを埋めるためにテスト用に用意する部品とは、目的が違います。
- イシミュレータ:対象のふるまいを模して動かし、結果を予測したり訓練したりするための道具を指す語です。組み立ての途中で欠けている部分を埋める部品とは役割が違います。
- エドライバ:テスト用の身代わりではありますが、立つ位置が呼ばれる側ではなく呼ぶ側です。下のモジュールから先に試していくやり方で使うものなので、この設問が示す進め方とは向きが逆になります。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成24年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問47
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