平成24年度 春期 午前 問18
システム構成要素
ベンチマークテストの説明
ベンチマークテストの説明として,適切なものはどれか。
- ア監視・計測用のプログラムによってシステムの稼働状態や資源の状況を測定し,システム構成や応答性能のデータを得る。
- イ使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ,その処理性能を測定する。
- ウ将来の予測を含めて評価する場合などに,モデルを作成して模擬的に実験するプログラムでシステムの性能を評価する。
- エプログラムを実際には実行せずに,机上でシステムの処理を解析して,個々の命令の出現回数や実行回数の予測値から処理時間を推定し,性能を評価する。
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✓ これが正解イ使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ,その処理性能を測定する。
解説
決められた処理を実際に走らせて速さを測ります。
ベンチマークテストは、あらかじめ用意しておいた共通の処理を実際に動かし、どれだけの時間で終わるかを測るやり方です。同じ処理を別のシステムでも走らせれば、出てきた数字どうしを並べて比べられます。何のために使うシステムなのかによって走らせる処理を選び分ける点も大事で、事務の仕事に使うつもりならそれに近いもの、科学技術の計算に使うつもりならそれに近いものを選びます。判定の軸は二つです。実際に動かして測っているかどうか、そして動かす対象が、比べるためのものさしとしてあらかじめ定められているかどうかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア監視・計測用のプログラムによってシステム…:動いているシステムを外から見張り、そのときどきの様子を書き留めるやり方です。決められた仕事を持ち込んで走らせるのではなく、実際に流れている仕事をそのまま観察します。
- ウ将来の予測を含めて評価する場合などに,モ…:本物ではなく写し取った模型の上で動きを再現して調べるやり方です。まだ存在しない構成にも見当をつけられる代わりに、得られる数字は本物の速さそのものではありません。
- エプログラムを実際には実行せずに,机上でシ…:動かさずに、命令が何回現れるかといった数え上げから所要時間を見積もるやり方です。実際に走らせない以上、測定というよりも計算による推定になります。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- 監視機器や利用者の動きを継続して見て、記録に残しておくこと。稼働状況や性能を見張り、異常に早く気づいて対応するために行います。
出典:平成24年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問18
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