平成24年度 秋期 午前 問73
ビジネスインダストリ
セル生産方式の利点が生かせる対象
セル生産方式の利点が生かせる対象はどれか。
- ア生産性を上げるために,大量生産が必要なもの
- イ製品の仕様が長期間変わらないもの
- ウ多種類かつフレキシブルな生産が求められるもの
- エ標準化,単純化,専門化による分業が必要なもの
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✓ これが正解ウ多種類かつフレキシブルな生産が求められるもの
解説
セル生産は種類が多く切り替えが必要な対象に向きます。
セル生産方式は、少人数、あるいは一人が受け持ちの範囲を広く持ち、組み立ての最初から最後までをひとまとまりの作業場で仕上げるやり方です。工程を一列に細かく分けて流していく考え方とは向きが違います。見分ける軸は一つで、作る対象が、同じものをひたすら大量に流し続ける性質なのか、それとも種類が多くて頻繁に切り替えなければならない性質なのかを見ます。切り替えの多い対象では、工程を細かく分けて並べるほど、そのたびの段取り替えの手間が積み上がります。ひとまとまりの作業場で最後まで仕上げる形なら、作るものが変わっても並べ替えの負担が小さく、量の増減にも合わせやすくなります。残る三つは、いずれも同じものを長く安定して流すことを前提にした条件です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア生産性を上げるために,大量生産が必要なも…:同じ品を大量に作って一つあたりの手間を下げたい場合の条件です。工程を細かく分けて並べ、止めずに流し続けるやり方のほうが向いており、この方式の良さが出る対象ではありません。
- イ製品の仕様が長期間変わらないもの:作るものの中身が長い間変わらない場合の条件です。切り替えがほとんど起きないため、段取り替えの負担を軽くできるという利点そのものが働く場面になりません。
- エ標準化,単純化,専門化による分業が必要な…:作業を決まった形にそろえ、単純にし、担当を分けて受け持たせる進め方が必要な場合の条件です。受け持ちの範囲を広く取る考え方とは逆の向きであり、生かせる対象には当たりません。
出典:平成24年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問73
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