令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問7
オペレーティングシステム
可変区画方式に関する問題
可変区画方式を用いた主記憶管理において,最適適合アルゴリズムによって割り当てられる未使用領域はどれか。
- ア最小の未使用領域
- イ最初に見つかった十分な大きさをもつ未使用領域
- ウ最大の未使用領域
- エ十分な大きさをもつ最小の未使用領域
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✓ これが正解エ十分な大きさをもつ最小の未使用領域
解説
要求を満たす中で最も小さい未使用領域を割り当てます。
可変区画方式では、プログラムが必要とする大きさに合わせて主記憶の未使用領域から区画を切り出します。どの未使用領域を選ぶかにはいくつかの方式があり、最適適合はベストフィットとも呼ばれます。要求された大きさを満たす未使用領域の中から、最も小さいものを選んで割り当てる方式です。割当て後に残る隙間が最も小さくなるので、大きな未使用領域を後の大きな要求のために残しておけます。ただし、使いにくい小さな断片が増えやすい面もあります。十分な大きさをもつという条件と、その中で最小という条件の両方がそろっているかを確かめることがポイントです。最初に見つかったものはファーストフィット、最大はワーストフィット、と並べて覚えておくと区別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア最小の未使用領域:単に最小の未使用領域を選ぶと、その領域が要求された大きさに足りない場合があり、そもそも割り当てられません。最適適合では、十分な大きさをもつという条件を満たした中で最小のものを選びます。
- イ最初に見つかった十分な大きさをもつ未使用…:最初に見つかった十分な大きさの未使用領域を割り当てるのは、ファーストフィットの考え方です。探す手間は少なくて済みますが、大きさが最も合う領域を選ぶ最適適合とは異なります。
- ウ最大の未使用領域:最大の未使用領域を割り当てるのは、ワーストフィットの考え方です。残る領域を大きくして再利用しやすくする狙いがありますが、隙間を最小にする最適適合とは選び方が逆です。
この問題の用語
- アルゴリズム問題を解くための、決まった手順や考え方そのものです。同じ問題でも手順によって、処理にかかる時間や必要な記憶量が変わります。
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7
同じ用語が出る問題
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