令和2年度 10月 午前Ⅱ 問23
ソフトウェア開発管理技術
再利用に関する問題
銀行の勘定系システムなどのような特定の分野のシステムに対して,業務知識,再利用部品,ツールなどを体系的に整備し,再利用を促進することによって,ソフトウェア開発の効率向上を図る活動や手法はどれか。
- アコンカレントエンジニアリング
- イドメインエンジニアリング
- ウフォワードエンジニアリング
- エリバースエンジニアリング
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✓ これが正解イドメインエンジニアリング
解説
特定分野の知識や部品を整備して再利用を促す活動です。
ドメインは、銀行の勘定系システムのような特定の業務分野を指します。同じ分野のシステムには共通する業務の知識や機能が多いので、ドメインエンジニアリングでは、その分野の業務知識を分析して整理し、再利用できる部品やツールを体系的に整備しておきます。個々のシステムを開発するときにはそれらを組み合わせて使うので、一から作る部分が減り、ソフトウェア開発の効率が上がります。分野単位で資産を作り、次の開発で使い回すという2段構えが特徴です。名前のドメインが特定の分野を表すと押さえれば、ほかのエンジニアリングと区別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アコンカレントエンジニアリング:コンカレントエンジニアリングは、設計や製造準備など、本来は順に進める工程を同時並行で進め、開発期間の短縮を図る手法です。特定分野の資産を整備して再利用する活動ではありません。
- ウフォワードエンジニアリング:フォワードエンジニアリングは、上流の設計から順にソフトウェアを作り上げていく向きの開発を指し、リバースエンジニアリングと対になる言葉です。分野単位で資産を整備する活動とは別のものです。
- エリバースエンジニアリング:リバースエンジニアリングは、既存のソフトウェアを解析して、仕様や設計の情報を取り出す手法です。すでにあるものの中身を読み解く活動で、特定分野の再利用部品を体系的に整備するものではありません。
出典:令和2年度 10月 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問23
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