平成21年度 春期 午前Ⅱ 問13
オープンソースソフトウェア
オープンソースソフトウェアの特徴のうち,適切なものはどれか。
- ア一定の条件の下で,ソースコードの変更を許可している。
- イ使用分野及び利用者を制限して再配布できる。
- ウ著作権は,放棄されている。
- エ無償で配布しなければならない。
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✓ これが正解ア一定の条件の下で,ソースコードの変更を許可している。
解説
オープンソースソフトウェアは、条件の下でソースコードの変更を認めます。
オープンソースソフトウェアは、ソースコードが公開され、利用者がそれを入手し、変更し、再配布できるソフトウェアです。ただし何をしてもよいわけではなく、著作権者がライセンスで示した条件に従う必要があります。例えば、改変したものを配布するときに同じライセンスを適用する、といった条件が付くことがあります。見分ける軸は、著作権が残っているか、利用者や分野で差別してよいか、有償で配布してよいかです。権利を手放すのではなく、ライセンスによって利用を広く許す仕組み、と押さえると誤った記述を見抜けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ使用分野及び利用者を制限して再配布できる…:オープンソースの考え方では、特定の個人や集団、使用分野を差別して利用を制限することを認めていません。使用分野や利用者を限って再配布できるという説明は、この原則と反対の内容です。
- ウ著作権は,放棄されている。:オープンソースソフトウェアでも、著作権は著作者に残っています。ライセンスは著作権をもつ者が利用の条件を示すためのものなので、著作権が放棄されているという説明は誤りです。
- エ無償で配布しなければならない。:オープンソースソフトウェアは、有償で配布することも認められています。求められるのはソースコードを入手できるようにすることなどであり、無償で配布しなければならないという決まりはありません。
この問題の用語
- ソースコード人が読み書きできる形で書かれた、プログラムそのものです。コンパイラなどで、コンピュータが実行できる形に変換して使います。
- 著作権文章や絵、プログラムなどを作った人に自動で生まれる権利。届け出をしなくても、作った時点で発生します。
出典:平成21年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13
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