過去問解きまくり研究所 ホーム

第40回 午後 問134

臨床栄養学

COPDに関する問題

COPD患者の病態および栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

答えと解説を見る

✓ これが正解3安静時エネルギー消費量が増加する。

解説

呼吸の仕事量が増え、安静時エネルギー消費量は増加します。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に長年の喫煙によって気道や肺胞が傷み、息を吐き出しにくくなる病気です。気流の閉塞のため、呼吸に使う筋肉に大きな負担がかかり、呼吸そのものに多くのエネルギーを使います。このため安静時エネルギー消費量が増加し、食事量の低下も重なって、体重減少や低栄養をきたしやすくなります。したがって、安静時エネルギー消費量が増加するという記述が最も適当です。

ほかの記述は、肺の機能の検査値の動く向きを逆に述べているか、栄養管理で十分にとるべき栄養素を制限するとしているもので、COPDの病態と合いません。COPDでは消費が増えて筋肉が落ちやすいので、エネルギーと栄養素を十分に補うことが栄養管理の基本です。

COPDの栄養管理は、消費が増えるので、エネルギーもたんぱく質も十分に補う、という方向で覚えると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午後(厚生労働省)問134(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)