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第40回 午前 問1

社会・環境と健康

公衆衛生に関する問題

Winslowは、公衆衛生を「 A によって、疾病を予防し、寿命の延長を図り、身体的ならびに精神的能力を増進するための科学と技術」であると定義している。 A に当てはまる語句として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解4地域社会の組織的な努力

解説

Winslowの定義の空欄は、地域社会の組織的な努力です。

Winslow(ウィンスロー)は20世紀前半の米国の公衆衛生学者で、公衆衛生を、地域社会の組織的な努力によって疾病を予防し、寿命を延ばし、身体的・精神的な健康と能力を高める科学と技術だと定義しました。この定義の核心は、個人の努力だけでなく、地域社会が組織として取り組む点にあります。環境衛生の改善、感染症の予防、衛生教育、医療・看護の組織化、社会制度の整備などを、社会全体の仕組みとして進めるという考え方です。

選択肢を見ると、個人の行動と健康状態の改善は個人に焦点を当てた表現で、組織的な取り組みという定義の核心を外しています。社会環境の質の向上や、自然に健康になれる環境は、健康日本21(第三次)の基本的な方向で使われる言葉で、Winslowの定義の文言ではありません。生物心理社会モデルは、病気を生物・心理・社会の側面から総合的にとらえる医学のモデルを指す言葉です。

したがって、空欄に入るのは地域社会の組織的な努力です。公衆衛生は組織された地域社会の努力によるもの、とひとまとまりで覚えておくと、他の定義の言葉と取り違えにくくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問1(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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