令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問38
配線図
配線図に関する問題
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⑧で示す部分の配線で(PF22)とあるのは。
〔配線図の前書き〕図は,木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 5.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 6.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ外径22 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。
- ロ外径22 mm の合成樹脂製可とう電線管である。
- ハ内径22 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。
- ニ内径22 mm の合成樹脂製可とう電線管である。
答えと解説
✓ これが正解ニ内径22 mm の合成樹脂製可とう電線管である。
解説
PF22は内径22 mmの合成樹脂製可とう電線管です。
配線図で電線管を使う区間には、線に管の種類を表す記号と太さが傍記されます。⑧の傍記(PF22)は、PFが管の種類、22が太さです。
PFは合成樹脂製可とう電線管(曲げやすい波形の樹脂の管)を表す記号です。硬質ポリ塩化ビニル電線管は別の記号で表すので、PFとは種類が違います。
太さの数字の読み方にも決まりがあり、合成樹脂製可とう電線管の数字は内径をミリメートルで表します。PF22なので、内径22 mmの合成樹脂製可とう電線管です。外径が22 mmという意味ではありません。
よって、内径22 mmの合成樹脂製可とう電線管が正解です。傍記を読むときは、種類の記号と数字を分けて考えるのがコツです。覚え方は、PFはぐにゃぐにゃ曲がる管で、数字は内径、と二つ組にすることです。
ほかの選択肢の解説
- イ外径22 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。:外径22 mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管とする説明は、管の種類も数字の意味も合いません。PFは硬質ポリ塩化ビニル電線管の記号ではなく、22という数字も外径を表すものではありません。
- ロ外径22 mm の合成樹脂製可とう電線管である。:種類の合成樹脂製可とう電線管は合っていますが、PF22の数字は外径ではなく内径です。外径22 mmと読むと、傍記の数字の意味を取り違えることになります。
- ハ内径22 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。:数字の22を内径と読む点は正しい読み方です。ただし種類が違い、PFは合成樹脂製可とう電線管を指すため、硬質ポリ塩化ビニル電線管とする説明は成り立ちません。
出典:令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問38(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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