令和4年度 春期 午前 問10
コンピュータ構成要素
フルアソシエイティブ方式の問題
キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として,適切なものはどれか。
- アキャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されている。
- イキャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されている。
- ウ主記憶の特定の 1 ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられる。
- エ任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる。
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✓ これが正解エ任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる。
解説
置ける場所に制限がない方式です。
設問は、キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として適切なものを、四つの中から選ばせています。キャッシュへの割り当て方は、主記憶の内容をどこに置けるかという自由度の違いで並びます。置ける場所が一か所に定まっているもの、いくつかの組に限られているもの、まったく制限のないものの三段階です。ですから見分けの軸は、その記述が置き場所に制限をかけているか、いないか、という一点だけです。フルという語は制限がまったくないことを表すので、正解の記述は、任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる、というものになります。自由に置ける代わりに、目当ての内容が入っているかを調べるときは全部のブロックを一斉に照合しなければならず、回路が高くつくという引き換えがあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アキャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセ…:各ブロックに主記憶のセットが固定されているという記述です。置ける場所を組の単位で限る別の割り当て方の説明で、制限がないという語の意味と食い違います。
- イキャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブ…:各ブロックに主記憶のブロックが固定されているという記述です。置き場所が一か所に定まる割り当て方の説明であり、三段階のうち最も制限の強いやり方に当たります。
- ウ主記憶の特定の 1 ブロックに専用のキャ…:主記憶の特定の一ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられるという記述です。主記憶のごく一部だけのために専用の領域を用意する作りは、割り当て方として成り立ちません。
この問題の用語
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問10
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