令和4年度 秋期 午前 問35
ネットワーク
ポート番号に関する問題
次の URL に対し,受理する Web サーバのポート番号(8080)を指定できる箇所はどれか。
`https://www.example.com/member/login?id=user`
- アクエリ文字列(id=user)の直後 `https://www.example.com/member/login?id=user:8080`
- イスキーム(https)の直後 `https:8080://www.example.com/member/login?id=user`
- ウパス(/member/login)の直後 `https://www.example.com/member/login:8080?id=user`
- エホスト名(www.example.com)の直後 `https://www.example.com:8080/member/login?id=user`
答えと解説を見る
✓ これが正解エホスト名(www.example.com)の直後 `https://www.example.com:8080/member/login?id=user`
解説
ホスト名の直後に続けて書きます。
設問は、示された URL のどこにポート番号 8080 を指定できるかを問うています。URL の並びは決まっていて、スキーム、二重のスラッシュ、ホスト名、区切り記号を挟んだポート番号、スラッシュから始まるパス、疑問符から始まるクエリ文字列、という順に置かれます。この順には理由があります。通信は、まずどのコンピュータへつなぐかを決め、次にそのコンピュータのどのポートへつなぐかを決めるので、あて先を定める情報どうしが隣り合って並びます。パスやクエリは、つながった後にサーバの中で解釈されるものなので後ろに来ます。正解は、ホスト名の直後に指定するという記述です。普段の URL にポート番号を書かずに済むのは、スキームごとに既定の番号が決まっているからで、そこから外れたポートで待たせるときだけ明示が必要です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アクエリ文字列(id=user)の直後 `…:疑問符から後ろは、サーバの処理へ引き渡す引数として読まれる部分です。そこに書き足しても、項目の値の末尾に文字が付いた一つの文字列とみなされるだけです。
- イスキーム(https)の直後 `http…:スキームの後には二重のスラッシュが続くという決まりがあります。その間に割り込ませると、どの方式で通信するのかを表す部分そのものが崩れ、解釈できなくなります。
- ウパス(/member/login)の直後…:スラッシュから後ろは、サーバの中のどの資源を指すかという名前の部分です。そこに書き足すと、そういう名前の資源を求めていることになり、ポートの指定にはなりません。
この問題の用語
- ポート番号同じ機器の中で、どの用途の通信かを見分けるための番号。住所が建物にあたるなら、これは部屋番号にあたります。
- URLインターネット上の場所を表す住所の文字列です。指したページがサーバに無いときは、404という番号のエラーが返ります。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問33:TCPに関する問題(ポート番号)
- 令和7年度 春期 午前 問41:cookieに関する問題(URL)
- 令和7年度 春期 午前 問33:ウェルノウンポートに関する問題(ポート番号)
- 令和6年度 秋期 午前 問44:DNSSECの仕様(ポート番号)
- 令和6年度 春期 午前 問37:DNSSECで実現できること(URL)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)